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スピリチュアルカウンセリング・コンサルタントの現場で役にたつ書籍

 

スピリチュアル四柱推命 〜占いカウンセラー養成講座〜

550ページの大作です

古典的な運命学では分からない
もっと奥深いスピリチュアル的な部分を
解説した本邦初の書籍。
市販されているどの本にも書かれていない内容が満載。

 

 

 


今回の書籍は、市販いたしません。当社の通信販売だけで購入できます。なぜ、市販しないのか?

(理由1) コストが高い
市販するためには、出版社を通さないとなりません。出版社を通すだけで、印刷費用プラス200万くらいの
コストがかかってしまうからです。さらに、書店におく期間はせいぜい、1ヶ月です。1ケ月で売れなかった本は
全て返品になります。返品になった本は、出版社は、廃棄処分します。
著者からどれだけ、お金をとれるか?これしか、出版社は考えていません。

(理由2)売れる本とは?
出版社は、原稿の内容をみませんでした。スピリチュアルやるなら、TVで有名な霊能者のEさんとか、の対談
の写真なんかあると売れるよ。そんな写真用意できるなら、出版してもいいけれど・・・・
1年間で300冊以上の本を出版する出版社にとって、内容は、どうでもいいみたいです。
本屋の入り口やレジの前に並べて、即 売れるような本だけが、本だという認識みたいです。

(理由3)書店で売るよりもネットで自社で売るほうが売れた
前回の出版「天命人事」は、書店に並べました。しかし、売れた部数は、当社が自社で販売した量の15%でした。
つまり、北海道から沖縄まで書店に並べて販売した量よりも、自社で販売したほうが、数倍多かった。
専門的な本を買い求める人には、書店の価値は、ほとんどなくなってきました。

(結論)このように読者を馬鹿にしたような出版業界から、当社の20年間の集大成である、スピリチュアル四柱推命を、
出版することを断念しました。
必要な分だけ、印刷して、必要な人にだけ、販売したいと思います。したがって、予約された部数に、多少の
在庫分を上乗せして自社出版することにしました。


■対象者


1. 市販されている古典的な理論をもとにした内容では実際に使えないと思っている人。
2.人間を診断するのに、万物(木や火や水や土)に例えなければいけないのは変だと思っている人。
3.市販されている運命学の本をいくら読んでも、結局、人とはなんなのか?が分からないと思っている人。
4.占いの本をそのまま実践しても開運するわけはないと思っている人。
5.本を読めば読むほど分からなくなっている人。
6.もっと奥深いスピリチュアル的な部分から占いを見つめ直したいと思っている人。
7.霊感などはいらないがスピリチュアル的感性(直観)が必要だと思っている人。

意外かと思われるかもしれませんが、こんな人も対象です。

1.子供はなんとかなるが、親への対応はどうしようもないと思っている学校の先生
  (実は、この本の校正にも学校の先生が協力してくれています)
2. 夫が頼りない、なんで、こんなチャンスを生かさないの?という不満がある主婦
  (実は、そういう主婦達も校正に加わってくれています)
3.子どもに何を教えたら良いのか?わからないお母さん達
  (筆者の子供の友達のお母さん達のコンサルタントをしています)
4.社員の人事で悩んでいる経営者
  (四柱推命(個性学や素質論を含む)を人事の参考にしようとして悩んでいませんか?)


■特徴


 前半100ページでは、実際の占いを使ってカウンセラーをしている方にインタビューをして事例をたくさん紹介しています。
どのように占いを使っているのか、あるいは占いの理論のどの部分を捨てているのかなどが分かります。
そして、次の300ページでは、四柱推命と宿曜経と占星学の星座と惑星の象意をスピリチュアルな観点から詳細に解説しています。
後半の150ページでは、秘教学的な観点から人の構造と統合運命学(星平会海)の使い方のコツを解説しています。

 

■下記のような質問を変だと思う人には、この本を読んで欲しい

 当社には、自称占い師、鑑定士からの質問が多くよせられますが、その大部分は、流派の違いと占法の違いです。
 通常は、お好きな流派を選択してくださいと回答していますが、なかには、こんなものもあります。

 自分は、鑑定士をやっている。自分の月支元命の通変星は、長年「傷官」だと思っていた。
 しかし、新四柱推命プロ版で、他の流派に変えてみると、「偏財」になってしまった。
 自分の命式は、いったいどちらが、正しいのでしょうか?

 見ず知らずの人に対し、自分は、いったい何者なんでしょうか? という質問と同じであることに
 この鑑定士は、気がつかないようでした。
 当社に、どちらか決めて欲しいと要望されますが、これには、参りました。

 


スピリチュアル四柱推命 〜占いカウンセラー養成講座〜

         
           目次

 

占いカウンセリングの事例 11


はじめに 12
彼女とうまくいかないという相談 23
干合干の夫婦 30
結婚して開運した40歳男性 35
18才の比国女性とお見合させろという64才の男性 40
愛人をしている女性の相談1 46
愛人をしている女性の相談2 52
アダルトチルドレン(心が子供のままの大人) 58
風俗のバイトを始めた時計職人の女性  62
占いでは貴命のはずの男性 68
転職を希望する34歳の女性からの相談 75
牡牛座の主婦 80
前世と現世に関心がある人の場合の対応方法 85
占いカウンセリングの事例を通してわかること 90
占いの知識を習得すれば開運するのか? 97
運命って決まっているのですか?という質問 98

四柱推命十干の見方 103

十干の見方の基礎 104
甲 思考がエネルギー源 106
乙 和合と協調の精神 110
丙 強い集中力を持つ 114
丁 正義感と秘めた情熱 118
戊 情と信頼に生きる 122
己 愛情豊かに育む心 126
庚 アクティブな行動家 130
辛 繊細な芸術家 134
壬 真っ向勝負の勝負師 138
癸 変幻自在な勝負師 142
十干物語 運勢は性格からつくられる 146
十干物語 性格によって豊かな生活は異なる 165

四柱推命十二運星の見方 183

十二運星の見方の基礎 184
胎 188
養 195
長生 201
沐浴 207
冠帯 212
建禄 218
帝旺 223
衰 229
病 235
死 241
墓 247
絶 253
十二運星  開運物語 259

四柱推命通変星の見方 273

通変星の見方の基礎 274
比肩 278
劫財 282
食神 286
傷官 290
偏財 294
正財 298
偏官 302
正官 306
偏印 310
印綬 314
通変星物語 仕事 318
通変星物語 異性 326
通変星物語 恋愛 332
通変星物語 年運 344

 

宿曜経二十七宿の見方 359

昴(ぼう)  362    畢(ひつ)  365    觜(し)  368
参(しん) 371     井(せい)  374    鬼(き)  377
柳(りゅう)  380   星(せい)  384    張(ちょう)  387
翼(よく)  390    軫(しん)  393     角(かく)  396
亢(こう)  399    氏 (てい)  403    房(ぼう)  406
心(しん) 409     尾(び)  412      箕(き) 416
斗(とう) 419     女(じょ)  422     虚(きょ)  426
危(き)  429     室(しつ)  432    壁(へき) 435
奎(けい) 438    婁(ろう)  442     胃(い)  444
宿曜経の相性関係図 448

 

人の研究 秘教学的運命学 463

人の研究の歴史 464
統合運命学への道 497
魂との会話をする道 501
量子力学と運命学 517
人類の歴史の研究 521

付録   531

四柱推命・宿曜経用語一覧 532
占星学用語一覧 546
スピリチュアルな観点で国の将来を占う 549
あとがき 555


占いカウンセリングの事例

はじめに

 私、天野雲海が経営するフォーチュンソフトでは、占いソフトを15年間販売してきました。また、インターネットや携帯電話の占いサイトの開発にも長年にわたって取り組んできました。
 最近になって、従来の占いの使い方、つまり「だまって座ればピタリと当たる」というような占いでは、顧客は満足していないという現象を観察するようになりました。当たるとか、当たらないという観点からいえば、霊感占いや霊能者に顧客が流れているというのが実際のところです。
 また、鑑定の現場で働いている占い師にとっても、当てることでサプライズを感じてもらい、お金をいただける顧客は減ってきているという現実があります。
 では、顧客は何を求めているのかといえば、「愛」を求めているというのが結論です。
 具体的には、自分の苦しみを聞いてほしい。自分の欲求を聞いてほしい。自分の不幸を聞いてほしい。自分は頑張っているのに報われないくやしさを聞いてほしいというものです。つまり、占いを使った心理カウンセリング(欧米では普及している方法)を求めているわけです。
 当社のソフトは、多くの占い師や心理カウンセラーが使用していますが、そのなかでも、占いスクールを開講しながら、自分で自分の本心を発見するように導くことで、多くの人を実際に開運させてきた実績のある心理カウンセラーである紅竜さんに、本書の原稿の多くの部分を書いて頂きました。
 
 「スピリチュアル四柱推命・占いカウンセラー養成講座」というタイトルにしたのは、そういう理由があります。

 占いを習得することが目的のように思っている人が多いのですが、それは間違いです。
 占いは、自分の人生を良くするための道具に過ぎません。道具は使い方によって、良くも悪くもなります。占い依存症という言葉がありますが、これなどは、あきらかに間違った使い方です。
 いっぽうで、生まれ持った天賦の個性を活用できているかどうか?という点から、心理カウンセリングやスピリチュアルカウンセリングに利用するのは良い使い方だといえます。
 次に、天野雲海による占いカウンセラー(紅竜さん)へのインタビューの内容を紹介します。


■占いカウンセラーという職業について

(天野)紅竜さんが、占いカウンセラーを目指そうとした理由を教えてください。

(紅竜)計画してなったわけではありません。10年前、池袋のカメラ屋さんでフォーチュンソフトの占いソフトを買って、そのマニュアルを何度も読んでいるうちに、今までの当たるとか当たらないといった占いでは、自分は開運できないと信じたことがそのスタートでした。

(天野)確かに、占いは、当たる当たらないというレベルで使うものではないという時代になってきました。10年前にすでにご自身でそういう気づきがあったわけですね。

(紅竜)そうですね。いろいろな占いスクールに通いましたが、自分のかかえている問題が解決できないので限界を感じていました。今は、占いを教えるほうに回っています。

(天野)どんな問題をかかえ、どのように解決したのですか?

(紅竜)当時は、こんがらがっていたので、あらゆる占術を手当たり次第に研究ながら必死でもがいて生きているうちに、開運してしまったというのが実際のところですが、今ならそれを学術的に整理できます。
 小さいころ、父から性的・精神的虐待にあっています。それが原因で、実の父からも愛されない生きている価値のないダメな人間だと思っていました。ダメな人間であることを確認するために、水商売や風俗などで仕事をしていました。生きることに何の希望も持っていなかったので、ヘビースモーカーであり、大酒飲みであり、不特定多数の男性と交際し、明日という日がこなければいいのにと思いながら生活していました。そんななかで、一回り年上の男性から好意をもたれたので、結婚でもしてみようかと思い結婚しました。

(天野)自信のない男でも、結婚して守るものができると開運していく事例は、よく観察しますが女性もそうなのですか?

(紅竜)私の場合は、他人と一緒に生活をするということで意識が変わっていきました。不規則な生活に慣れてしまっていたので、最初は、他人と一緒に暮らすのが恐かったです。しかし夫は細かいことは気にしない性格でしたし、年も離れていたので寛容でした。時々私が朝起きられなくても、ほったらかしておいてくれたのです。食事も、夫は野菜が好きな人だったので、それに合わせているうちに、私もいつの間にか肉やレトルト食品など食べなくなっていきました。お酒も夫の晩酌に付き合う程度です。昔はコクのある重たいフランスのワインに肉やチーズという組み合わせが大好きでしたが、今は、そういった食べ物は気持ち悪く感じます。ワインは山梨の軽いワインがおいしいですね。交際する男性も、亭主だけになりました。そういう当たり前の生活をしていくうちに、自分のからだがどんどん自然な物を求めるようになってきたようです。
 そのうちに、人の心の中がなんとなく分かるようになりました。占いの使い方も理論優先という使い方をやめました。直観を優先するようになりました。

(天野)お寺の修行みたいですね。きつくはなかったですか?

(紅竜)こんな私と結婚してくれた夫には、本当に感謝していたのできつくはなかったです。そのうち、自分の体質が変わり、心も健康になってくると、生まれ育った環境を恨むということはなくなりました。今は父とは縁を切っていますが、この父のもとに生まれて良かったと思っています。ですから、自分と同じように苦しんでいる人がいるならば、何かをしたいという奉仕の気持ちが芽生えてきたのだと思っています。

(天野)自分自身を愛することができたので、他人を愛することもできるようになったのですね。

(紅竜)そうですね。最初は、2時間程度のカウンセリングをやっていましたが2時間会っだけで、開運していく人は皆無でした。これではいけないと思い、占いスクール形式にして、自分の開運方法は自分で発見できるようにしました。これが比較的好評で私もこの方法が自分の性格にあっているような気がしています。

(天野)アドバイスしてもその通りに実行する人はいないということですね。

(紅竜)そうです。アドバイスして、その通りに実行するような実行力のある人なら相談に来ないでしょう。ですから、「どうしたらいいんですか?」という質問には、回答しないで、「どうしたらいいかアイデアありますか?」と聞くことにしています。どうしてもアドバイスを欲しいという人には、自分で答えを見つける方法を教えるから、何回か占いスクールに通いなさいと言っています。


(天野)どのような教え方をしていますか?

(紅竜)星平会海プロ版のソフトを使っています。1つの占いだけでやってしまうと、せっかく教えても、当たる当たらないで終わってしまう人が多いので、最初から、四柱推命と宿曜教と紫薇斗数推命と占星学の4つを教えています。4つ同時に使ってみると、自分で好みの占術を見つけ、自分で自分のことを分析するようになるからです。10回のレッスンで4つの占術すべてを教えるように工夫しています。

(天野)他の占いスクールでは考えられないスピードですね。開運に必要のないものは教えないという目的がしっかりとしているようです。また、当社が開発した占いソフトが役に立っているようでうれしく思います。紅竜さんのような占いの使い方をしている人が増えてくれば、自分で自分の運を切り開く、いわゆる自力開運できる人が増えてきそうです。

 次に占いカウンセラーの規定を説明してみましょう。

 
■占いカウンセラーの規定

1.相談者をあたためよ

 相談者の心情をあたためることができないといけない。もちろん、あまりにも他人に依存する人生や楽をしたいというという相談であれば、叱ることもあっても良いが、心情的にはあたためる心情で叱らないといけない。相談者をあたためるには、占いカウンセラー自身が自分を好きでなければならない。そして、誰かから愛してほしいという愛の欠乏症であってはならない。

2.経済的に安定していること

 占いカウンセラー自身の毎日の生活において衣食住がなりたたないほどお金に困っている場合は、他人の相談に乗っている場合ではない。衣食住がある程度安定していないと相談ごとを受ける心情にはならない。

3.情緒が安定していること

 占いカウンセラー自身が家族などの人間関係において良好でなければならない。毎日の生活で接する人との関係が悪い場合は、情緒が安定しないからである。事情があって良好でない場合は縁を切っていてもかまわないが、それに対し罪の意識をもっていてはならない。罪の意識は、不安を増大させるからである。

4.識別力があること

 TVや新聞や評論家の言っている内容に影響されない識別力をもっていなければならない。メデイアは人を不安にさせることで視聴率を稼ぐ性質があるからである。もし、あなたがメデイアに影響されているならば、それは自分自身の頭で自分の人生を真剣に思考していないということになる。

5.自分の性格の分析ができていること

 なぜ今の自分がこのような性格になっているのか、その原因と経緯をしっかりと分析できていること。その分析の道具として占いは有効である。そして自分の価値に気がついており、その価値を実証していく生きかたをスタートさせていること。

6.暴飲・暴食をしていないこと

 40歳を超えていて、肉を大量に食べる習慣があるならば、心情が濁っている可能性がある。心情が重くなり、攻撃的になり、魂の奥深くからの声を聞くことができない状態になっている可能性がある。

7.動機を常にチェックできていること

 なぜ今、自分がこのような発言をしているのか、なぜこのような行動をしているのか、を常にチェックしていること。自分自身の欲求が優先している場合、相談者からの相談は受け入れることができないからである。

8.過剰な性衝動に支配されていないこと

 性衝動は、愛の未熟な形である。もし愛の形がより博愛的になり利他的になってきていれば肉体の性の欲求も他の部位に移動して過剰な欲求は自然と解消されるはずである。過剰な性衝動は、利己的になっている証拠である。

9.常に意識の拡大に努力していること

 世の中に起こる事件、政治、経済、世界情勢、自然災害、などを自分のことのように感じて、自分はそれに対しどのように対応していくのかを常に思考する努力をしていること。


 次は、実際に紅竜さんが、カウンセリングした事例について紹介します。

彼女とうまくいかないという相談

 「新しく彼氏、彼女ができた」、もしくは、「これから付き合おうと思う人がいる」、そんな時、二人の相性をみてくださいという相談がよくあります。しかし、占いの理論でみて、相性が良いとか悪いということを論じる以前の問題がほとんどです。

 相談者は、32歳の結婚暦のない男性です。彼女がなかなかできなくて、自分なりにネットなどで色々調べて、色々な会に入り、お見合いや合コンなどにも積極的に参加して、ようやく2ヶ月前に彼女ができたのだそうです。
 女性の年齢はこの男性よりも、6才年上で、バツイチですが、子供はいないそうです。初めてセックスしたときに、温かく包まれているような穏やかな気持ちになり、この人と結婚したい、と思ったのだそうです。そこで相性を見てくださいとの相談です。

(紅竜)「今まで、女性とお付き合いはしたことがあるのですか?」

(男性)「26歳のときに、1年ぐらい付き合った年上の彼女がいましたが、別れました。そのあと、・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 略  

 

十干の見方の基礎

 

 占いを使ったカウンセリングでは、四柱推命の命式を出して十干をみますが、それで良いとか悪いといった判断はしません。どの十干も良いのです。どのくらい、十干らしさが出ているのか。あるいは、十干らしさが出ていないのかを観察するために十干をみます。
 十干らしさが出ていれば、まともな人だと判断します。現時点で失敗しているかどうかは別として十干らしい失敗をしていれば、やがて成功への道を歩みます。
 十干らしさが出ていない場合(こういう人が増えています)、精神的にトラブルをかかえている人だと判断します。現時点で失敗しているかどうかは別として十干らしい生活をしていなければ、やがてストレスから体調をくずし、失敗への道を歩みます。

 ここでは、十干を万物に置き換える古典的な十干の意味も説明していますが、よくよく考えてみると人の精神の特徴を補う十干はどれなのかという理論を示しているように解釈できます。中国の古典的な運命学はわざと難解にしている節がありますが、人を診断するのが運命学ですから、万物に置き換える必要はまったくありません。それよりも実際の人物を診断して覚えてください。すべての十干を実際の人物で学習したほうが、はるかに理解は深まるものです。

 また、通常は性格を見る場合、四柱推命の日柱の十干をみるとされていますが、月柱と年柱の天干もみてください。とくに、人生を前向きに一生懸命に開拓している人であれば、必ず見てください。不思議なもので、人生を開拓していく人は、日柱の十干を使いきったあとは、月柱の十干を使いはじめるようになります。さらに、月柱の十干を使いきったあとは、年柱の十干を使いはじめるようになります。

 だんだんと、すべての十干を習得するようになってくるのです。

 悩んでばかりいて、自力で人生を切り開かない場合は、月柱の十干も年柱の十干もあまり作用しません。それどころか、日柱の十干さえも、作用するのをあきらめるようになってしまいます。この状態のことを、私は、ゾンビ型人間と呼んでいます。

 

甲 思考がエネルギー源

 古典では大樹・大木・マキ(丁と並んだ場合)棍棒(辛と並んだ場合)で、甲ー己(土化干合)となる。
 五行的には、木性の仁で(木)思いやり・人情となり、上の立場にありながらおごらず慈愛をもって善事を行う。

 実際に人をみる場合、
 傾向は知的。関心は正邪・善悪。
 本能は思索。とらわれは、大義名分。
 連想するのは言葉。
 特徴は首。
 養生は寝ること。
 音楽はメロディーに反応。
 五情は怒り。
 五感は視覚。器官は視神経。感覚器官は眼。五臓は肝臓。五腑は胆嚢。
 となり、甲は陽干なので陽性的にまとめると、凛然・勇敢・短気・社会とのかかわり・秩序・社交性に富む・地位や名誉に弱いとなります。

■体の特徴
・姿勢が良く前重心で直線的。
・首や肩に力が入りやすい。
・首が長いか太いか、頭が大きい体型が多い。

■性格
・エネルギーを思考によって分散する。 ・頭が良く理解力があり、人の話を良く聞く。
・言葉による連想が早い。
・どこに行くにも本を手放せない人が多い。
・大儀正邪の観念が強く、書物に書いてあるものを重視する傾向。
・言葉思想によって真理を求め、真理にしたがって行動することを欲する。

■使い方
 プライドの高さは普通ではなく、命令調に言われるとカンシャクを起こす。だから、ゴマすりが効果的。部下であっても人前で叱ってはいけない。実力は無くてもプライドだけは一人前にあるからである。社会的権威、肩書きには弱く意外に臆病である。自分が指示できる部下が欲しい。

■叱り方
 叱られた内容を深く思考するので、自分で考え始めるきっかけを与えるように叱ると良い。押し付けるような言い方や、頭ごなしの叱り方では、反発するだけ。また、叱った方をバカにするようにもなる。言葉は短めに、自分の悪かった部分を気付かせる叱りかたが良い。

■カウンセラー的な見方
 未熟な段階では、周囲は自分の実力を認めてくれないという不満だけがある。
 成熟途中の段階では、夢と希望に実力がついていかず、苦しい段階。
 成熟した段階では、周囲からリーダーにおされてしまい、責任をもたされる。

■その他の古典的な見方
 甲木は太陽の丙によって成長し、これに己の土の培養、癸の水の慈潤により木は繁茂し成長する。故に土と水は不可欠のものであって、これがなければ枯れ木となって枝葉は落ちる。そして最後に庚金の斧によって伐採されて、成木となることができる。春の甲木は、水と火を用い、夏には火の月令を抑える水を用い、秋には剛金の庚を用いて伐採し丁火で燃やす。冬には寒気を解く丙火を用いる。
 このように、万物を使って古典は解釈をしているが、スピリチュアル的にこれらを解釈してみよう。甲は、思索性が強いので丙の華美さが必要であり、また、凝り固まった考えになりやすいので、癸の変幻自在の知性が必要である。また、甲の堅苦しさは己の情緒性が必要である。甲の思索性に庚の実行力が加わると良いが、このときに、丁の奥ゆかしい正義感があればさらに良い。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 略  

 

四柱推命〜十干物語〜 性格によって豊かな生活は異なる

   スピリチュアルな十干を習得するために、物語りを用意しました。

 もしもあなたが今現在、豊かな生活を送っていないと感じているならば、それは、本当の豊かさとは何なのかを自分の頭脳で考えぬいていないからです。テレビや有名人の豊かさと自分を比較して、自分は豊かではないと思っているだけではないでしょうか?もともとあなたは、人よりも優れた哲学的頭脳があるのですから、他人の豊かさを真似するのはあなたらしくありません。つまり、自分が好きな豊かさとは何なのか?をまだ知らないだけなのです。

 自分らしい豊かな生活を手に入れるためには、ゆったりとした人生を送るのではなく、忙しい毎日を送るほうがいいのです。なぜならば、もともとあなたは、本を読み、考え、深く思考するのが得意なはずだから、緊張すればするほど頭が回転するからです。そして、お金の儲け方ではなく儲かったあとのお金の使い方を考えることです。あなたの年収の数年間分のお金があったら何をするのかを、具体的にイメージするのです。そして、少しの贅沢を楽しんでみると、何かが変化してきます。

 実は、あなたが豊かな人生に転換する瞬間は、物質欲を満たしたときではありません。たとえ高価な品物を持ったとしても、心の奥底で何か違うと反応したときが、本当に豊かな生活に転換する瞬間です。お金は、自分のためだけに使っても本当の喜びを得られないことに気が付くからです。本当に豊かな生活とは、外見を飾らない生活だと気がつくからです。つまり、人よりも上の立場に立ちたいプライドの高いあなたですが、人のために何かをしたいと思ったときから、豊かな人生が似合うあなたに進化するのです。

 欲しいものを手に入れたい、お金を自分のためだけに使いたいという欲求を卒業したあなたは、新しい人生が用意されています。それは、自分よりも年下で、自分の人生は何故うまくいかないのか?と悩みながら一生懸命前向きに生きている人を助けることです。あなた自身が経験し、克服した課題だからこそ、あなたでないと助けられない人が、あなたの前に現れます。その人の困難を一緒に手を引いて乗り越えてあげ、その人が精神的に大きく成長した姿を見る瞬間に、これまでに経験したことのない豊かさを味わうことができるのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 略  

 

十二運星の見方の基礎

 カウンセリングでは、精神的な欲求(人はどう生きるべきか)をみる場合は、四柱推命の命式を出して十干をみます。お悩み相談では、十干をもっとも重視しますが、行動の癖に特徴があると感じた場合は、十二運星もみます。十二運星も良い悪いという判断はしません。どの十二運星でも良いのです。

 十干の場合は、どのくらい、十干らしさが出ているのか。あるいは、十干らしさが出ていないのかを観察します。しかし、十二運星は、どんな人であっても発動しているので、どのくらい長所を活用できているか?という観点から観察します。

 十干は、十干らしさが出ていれば、まともな人だと判断し、十干らしさが出ていない場合(こういう人が増えています)、精神的にトラブルをかかえている人だと判断しました。しかし、十二運星は、長所が活用できている人は、開運への道を歩むことができ、短所を活用している人は、やがて人間関係が悪くなり、周囲から孤立すると判断します。

 十二運星は、十干と違って、たとえ精神疾患をかかえているような人であったとしても、十二運星らしい行動をします。十二運星の特徴があらわれないというのはありえません。

 それゆえに、「あなたはこんなタイプでしょう」と説明して「自分を理解してくれた」と思わせるには使いやすい利点もあります。

 また、十二運星を見る場合、四柱推命の日柱の十干と日柱の十二支から導き出せる十二運星を使います。
 この他にも、日柱の十干と月柱の十二支などから十二運星を出す方法もありますが、これらは使いません。
 十干と十二支から出す方法も、古典的な泰山流(陽生陰死)方式と陰陽同一方式があります。経営者などを診断する場合は、陰陽同一方式を使いますが、悩み相談という場合は、陽生陰死方式でも良いでしょう。

 次ページにこれらの2通りの求め方を解説します。

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絶  

しがらみにとらわれず、人は自由に羽ばたくべき

■特徴
 あれこれ詮索することなくあっさりしている。
 短気で飽きっぽい。
 ルーティンワークは向かず、組織にも向かない。
 複数の仕事を同時にきりもりできる。
 秘密、隠し事ができない。
 礼儀正しい、礼儀にうるさい。

■絶の人へのアドバイス

 インスピレーションが働きやすいタイプで、外出先などで「あっ、そうだ」と何かが浮かんでしまうと、すぐにそれを実行に移したくなってしまう。しかし、ちょっとした頼まれごとや、ついでにすまそうと思っていた用事、会社や家族への予定変更の連絡など、すっかり忘れてしまうことがある。一回や二回なら周りも大目に見てくれるが、度重なると信用問題に関わってくる。今、どこで、何をしているのか、周りの人の気持ちになって、その都度連絡を入れられるようになると、「絶」の良い面がぐんと浮き出てくる。

 変化を好み、一日にいくつもの仕事をてテキパキとこなし、一時も気を抜けないようなピリピリとした雰囲気を好むところがあるが、根気のいる、長期戦の仕事となると、途端にやる気が失せてしまう。早期発見、早期治療といったスピード感のあるもの以外は、関心を示さない。気が向かないではすまされないこともあるので、根気仕事が得意な人、粘り強い人などの協力を上手に取り付けると良い。

 その場その場に適応して、臨機応変に素早い対応が出来るが、あまりにも自分の勘に頼りすぎると、全く的外れな考えをしていることがある。集中的にいくつかの仕事を引き受けているときは気がつかないが、体力的にはかなり疲労しているので、そんなときの勘は、確実に鈍っている。疲れたと感じるときは、即断即決はしないようにすること。

 自由に、誰にも束縛されずに飛び回っていたいので、一カ所にじっとしている仕事は向かない。出来れば海外にも目を向けて、積極的に出かけていくと良い。ただ思いつきで何事も始めてしまう癖があるので、確かな情報を収集し、計画を練る習慣を身につける努力は怠ってはならない。

■絶の人と付き合う場合のポイント


 約束をしても、その場で実行しないとすぐに忘れるので、メモを取らせるとか、忘れていることをその場で注意してあげると良い。注意しても変に思わないので大丈夫。
 普段はベストドレッサーのようにシャンとしていても、休日には驚くほどラフな場合がある。本人は自由を存分に楽しんでいるので、見なかった振りをして、挨拶などにしゃしゃり出ないほうがよい。
 机に縛り付けられるような仕事は苦手なので、外に自由に飛び出せるようにさせてあげること。
 上下関係を意外に気にしているので、ざっくばらんに話しかけられても、この人が目上なら礼儀正しく接すること。口では「気楽にして」といっても、腹の中では「わきまえろ」と思っている。
 勘が良いので、何かを思いついてそれに熱中しているときは、脇から口を挟まないこと。せっかくのインスピレーションが消えてしまう。自分で思い立って始めたことは責任を取るので任せてあげること。察しの悪い人を嫌う傾向がある。

■進化段階


 未成熟な段階では、言うこととやることがちぐはぐで、中途半端で終わってしまう。
 成熟途中の段階では、常に夢を追いかけていたいので、束縛されるのを極端に嫌うが、約束したことは時間がかかっても必ずやり遂げる。
 成熟した段階では、ポイントを見つけるのがうまく、同時に二つ以上の仕事を平気でこなすことができ、夢を現実にしていく。

■十二運星が絶の六十干支

・甲申の男
 理屈で考える。外柔内剛タイプ。短気で面倒を嫌がる。主流より分流。機を見るのに敏で新しい感覚を取り入れる。嫌われたくないので八方美人。いつも何かをしていないと気が済まない。 
・甲申の女
 感情表現が豊か。多芸多才で活動的。茶目っ気。人懐こい。批判的。辛抱強い。行動が早いので他人はついていけない。

・乙酉の男
 人徳があるように振舞う。恥ずかしがり屋。芸術的感性と知的なひらめき。知識や論理よりも感覚と経験を重視。世話好きで人脈が広い。
・乙酉の女
 理想を追い求める情熱家。女らしく振る舞うが内心では冷静に計算している。平凡を嫌い人の意表をつく行動。才色兼備。

・庚寅の男
 直感と気分で決断する。デリケートで人情家。短気で気分屋。投機に向くが、勘が鈍ると万事が崩れる。実業家的資質がある。礼儀や節度を大切にする。
・庚寅の女
 情熱的で一途。のんびり出来ない。目的を達成するまで努力する。孤独で淋しがり屋。率直過ぎて波乱が多い。

・辛卯の男
 素朴。割り切った人生観。外見を飾らない魅力。冷静に語る。見掛けの割にはバネが強く勘も鋭い。自己主張が強すぎて協調性にかける。理想に走りやすいロマンチスト。
・辛卯の女
 活発で中心人物になりやすい。やんちゃで情に脆い。行動は早いが根気がなく疲れやすい。皮肉屋。


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スピリチュアルな十干を習得するために、物語りを用意しました。

十二運星  開運物語

 あなたは、地味でまじめで、あまり目立たない性格ですが、人との交流をとても大切に考えています。仲間意識が強く、人と人との連帯感を大切にしますので、世話好きで面倒見がよいという長所があります。頼ったり頼られたりという関係から信頼関係を築くのが上手なタイプですが、この特徴が時に欠点に変化します。成功したときは、この連帯感が巧を奏してみんなで盛り上がりますが、自分の勘違いで失敗したときも、周りが助けてくれて当然だと思ってしまい、愚痴やボヤキが多くなったりすることもあるようです。

 人生がうまくいかないときは、自分の性格の欠点が原因であると自覚することが重要です。そして現実的で落ち着き払った地味な態度を捨て、少しチャラチャラするぐらいの明るさを身につけることです。表面的なものよりも、内容の充実を第一に考えて行動しますが、パッと明るく活発な印象をもたれるように、外見に気を配ることも大切なのです。具体的には自分が所属するグループで、最も華やかな人に従属して学習を重ねるといいでしょう。その人の思考を吸収して、徐々に成熟した大人へと変化していくはずです。

 

通変星  開運物語 〜今年の運勢〜

印綬

 あなたは今年、不思議に充実して満ち足りた気持ちになり、誰に対しても積極的になって話しかけたり、新しい友人と一緒に行動することが多くなります。つまり、人気運が出てきそうです。しかし、今年の半ば過ぎからは、妙に正義感が強くなって、周囲の人の無責任な言動が気になって、自分の主張を押し通し、トラブルを起こしたり仲間から孤立するように変化します。さらに、理想をすぐに実現できると勘違いして、焦ってきそうです。あまり難しく考えずに、好きなことを楽しく夢中でやるということに集中していけば大きな問題は起こらないでしょう。

 あなたが今年、幸運をつかむタイミングは、困難なことを受け入れる余裕があるときではなく、妥協を絶対許さないという緊張感があるときです。周囲に煙たがられることもありますが、筋道を通していけば、チャンスをつかめるでしょう。逆に、気をつけなければいけないのは、様々な方向に興味が出てきて、何でもやってみたい、経験してみたいと考えるようになってきたときです。行動が広がることは決して悪くありませんが、無計画に行動してかえってピンチに陥る危険をはらんでいます。

 あなたが今年、すぐに親しくなれて、わくわく感を運んできてくれる人は、一人で一生懸命に頑張っている人です。弱音を吐くことなく、誰にも頼らず努力を続けてていく態度に心惹かれそう。次に、良き友としてあなたにアドバイスをしてくれるのは、何でも良く知っている人。知識を自慢するようなことはないけど、困ったときにはヒントをくれそうです。

 

人の研究 秘教学的運命学

   カウンセリングをするさいに、もっとも重要なことは、占いの理論よりも、人の2重構造を知ることです。
   この2重構造を知らないと、本当の意味で、四柱推命を理解することはできません。

   人の研究は、アリスベイリーの研究が最先端です。

人の研究の歴史

 昭和の初期頃、京都大学で心理学を専攻していた四柱推命の研究家がいました。その名を、増永篤彦といい、別名、三命方象ともいいます。京都大学を卒業後は、早稲田大学で教鞭をとられていたようです。もう、故人となっている方ですが、葬式のときには、上場企業のオーナーも参席したという隠れた大物でした。
 「新推命学 増永篤彦」 という四柱推命の本の作者であり、生まれ日占星術(個性学入門) があります。そして、S34年出版の「人の研究」(自費出版)があり、これは、人を12分類にした心理学の研究の本です。ドイツの心理学者のゾンディやシェルドン、クレッチマーの影響を受けている本です。
 この「人の研究」という論文の内容を紹介してみましょう。クレッチマーは、人を分裂気質、循環気質、粘着気質の3タイプに分類しています。
 「分裂気質」は、非社交的、静か、控えめ、まじめ、臆病、恥ずかしがり、敏感、神経質、興奮、自然や読書に親しむ、 従順、気立てがよい、正直、落ち着き、鈍感という気質です。
 「循環気質」は、社交的、善良、親切、温厚、明朗、ユーモアがある、活発、激しやすい、寡黙、平静、陰鬱、気が弱いという気質です。
 「粘着気質」は、 粘り強い、頑固、融通が利かない、テンポが遅い、気分は安定という気質です。

 ゾンディテストは精神医学の世界では有名です。精神科医ゾンディが考案した投影法による人格検査で、被検者に8枚1組の精神病者の顔写真をみせます。その中から好きな顔(+)、嫌いな顔(−)をそれぞれ2枚ずつ選ばせます。選んだ写真の種類とその(+)(−)の量的関係から、被診断者の人格や動機や悩みを判断しようとするもので、ゾンディ自身はこの方法を運命・宿命・遺伝的性格の分析と呼んでいます。

 この論文のなかで、増永篤彦氏は「個人心理学」という言葉を提案しています。たんに行動特性を分類するのではなく、その裏付けとなる思想、感じ方を明らかにすべきであると提唱しています。そして、人の診断は、観察者の感じ方で片付けてしまうのは、仕方のないことだと言っています。心理学者は、「すべてのタイプの人間と同じように、感じられ、考えられることが必要である」が、それは不可能であるとも言っています。

 そして、人間をタイプに分類しようと思えば、最低2分類、最高は無限まで可能である。さらに、10や20の分類にしたところで、あてにはならない。複雑な人間をその程度に分類することは妥協の産物であり、思考のマンネリであり、頭の垢だと言い切っています。
 この論文は、貴重な本で、プレミアがついており、四柱推命の十二運星をつかって、人を分類する手法は、「人の研究」を参考にしていると思われます。

 東洋の運命学を基本にした人の研究は、増永篤彦氏の研究から広がったものが多いのですが、S34年の頃から進歩していないともいえます。西洋の占星学では、スピリチュアル的な解釈が最近は増えてきており、時代にあった使われ方をしてきていますが、東洋の運命学は進化が止まってしまったようにも感じられます。この本を執筆した動機はここにあります。

 さて、人の研究をする際に、アプローチの方法は2つあります。1つめは統合運命学を使うことです。具体的には四柱推命・宿曜経・紫微斗数推命・占星学の4つを統合して使うことです。2つめは、秘教学的知識を習得することです。

 秘教学は、アリス・ベイリーによって提唱された学問です。1919年から約30年間にわたって24冊の著書を執筆しました。そのうちの18冊は、知恵の大師方と呼ばれるハイラーキーのメンバーの一人、ジュワル・クール大師からのメンタル・テレパシーによる口述を書き取ったもので、残りの6冊は彼女自身の手によるものです。この一連の作品の目的は、新時代つまりアクエリアス時代を迎える人類に、その準備を促すことであり、これらの教えは19世紀にブラヴァツキーを通して人類に提供された不朽の知恵の教えを継承し、さらに発展させたものです。本の内容は非常に困難で抽象的で理解しづらいのですが、人の研究をする際には必読の書です。この章は、統合運命学と秘教学的知識を習得するために書かれたものです。

 重要なことは、この本に書かれている内容を盲信してはいけないということです。読者自身が自分で検証し自分の意識と体全体で確認した結果、それが必要だと思った場合に実際に使えば良いのです。また、真実だと思った場合は実践しなければなりません。知っているだけだと消化不良を起こし運を下げてしまいます。実践しないなら知らないほうがまだ良いわけです。

4つの占いを統合して鑑定するコツ

 宿曜経と紫微斗数推命は月の運行から盤を作成します。月は、人間の肉体を示しますから、肉体で感じる情感などを鑑定します。月の運行という単語に注目してください。現在の暦のシステムでは月の運行を正確に表記することができません。閏月の処理などでごまかすしかないわけです。このため、月の運行を表記する場合にさまざまな考え方が生まれてきます。紫微斗数推命も大きくわけて2種類の暦のとり方があり、まったく異なる盤になることもあります。宿曜経も大きくわけて4種類の暦のとり方があり、まったく異なる盤になることもあります。
 四柱推命は、太陽の運行から命式を作成します。天干と地支に別れていますが、天干は精神面を鑑定し、地支は肉体面を鑑定します。天干と地支を統合した十二運星は、行動様式を鑑定します。四柱推命の命式の出し方も、蔵干の部分は数種類の出し方があり、まったく異なる命式になることもあります。十二運星も出し方が2種類あるのは説明しました。
 占星学は、太陽系の惑星の運行からチャートを作成します。占星学のチャートの出し方も、星の位置の計算方法は2種類の出し方があり、まったく異なるチャート図になります。

 さらに太陽系の星の運行の計算方法はまだまだ未完成です。どんなに精密に計算しても実際とはズレがあります。太陽系には未発見の惑星があるとか、太陽系全体のシステムに人類が無知であることがその原因だと言われています。惑星は魂の特徴を示し、星座はその惑星のエネルギーの源を示すことは覚えておいてください。

 こういう事実を知ってしまうと「どれが正しいのですか?」という質問がくるのですが、それに対しては、自分で周囲の人たちを実際に診断して使えそうだと思うものを採用してくださいと回答しています。診断の際には、フォーチュンソフトの「星平会海プロ版」のソフトを使うと便利です。太陽系のシステムに無知な今の人類の科学では、占術の理論のどれが正しいかということを理論で検証することは不可能です。
 それよりも需要なことがあります。霊的なものと物質から構成されている人の2重構造を理解しないと、4つの占いを統合して使うことはできないという事実です。霊的という言葉を使いましたが、ここでいう霊的とは物事を4次元的に見れる直観能力、つまり、物事を表面からではなく、内部から見れる能力と、そこから湧き出るアイデアつまりインスピレーションのようなものを霊的と呼んでいます。


人の構造

 人を構成する要素で、もっとも物質的なものは肉体です。つまり、骨とか皮膚とか血液といったものです。この肉体の最も繊細な部分がエーテル体で物質の肉体をがっちりと被っています。
 肉体よりも精妙な物質でできているものが情感(アストラル体)です。好き・嫌い、善・悪、苦しみ・楽しみ、不安・安心、損・得、自信・迷いといった2分思考の段階が情感の源です。情感は、悩みの源です。ちなみに霊能者が見ている霊とはこのアストラル体の部分がほとんどです。
 情感よりもっと精妙な物質でできているのが知性(メンタル体)です。知性は、論理的思考の源です。冷静な心情の源です。
 知性よりもっと精妙な物質でできているのが霊の世界(霊能者が見る霊とは違う次元)になりますが、この霊の世界との接点に魂は存在します。魂は最も微細で肉体から遠い存在となり、永遠に魂を構成している粒子は死を迎えることはありません。この霊の世界にいる魂は、生きている人間とは霊能者であっても通常は接点を持つことができません。

 情感で物事を判断する大衆は、知的な人に支配されてきたという事実があります。TVや週刊誌、日経新聞まで、大衆の感情(アストラル体)をあおるメデイアばかりです。だから、メデイアに触れると、不安・苦しみ・妬み・迷いが発生してくるわけです。

魂と知性が通信できない場合

 魂は、永遠の命ですから過去世での自分を知っており、現世での人生の目的を知っているので、知性をコントロールすることができます。知性は、理論的であり明瞭であり冷静なので、情感をコントロールすることができます。情感で感じたことは、そのまま肉体を動かすことになるので、情感は肉体をコントロールすることができます。情感が不安定だと肉体も不安定になり、病気になりやすいのです。
 魂が知性と通信ができない場合、知性は混乱し、明瞭な思考ができません。ゆえに、情感はコントロールできなくなり、情感レベルの悩みが発生してしまいます。情感レベルの悩みとは、好き・嫌い、善・悪、苦しみ・楽しみ、不安・安心、損・得、自信・迷いなどの、どちらか一方へのあこがれから発生するものです。その多くは、自己中心的な動機であることが多く、他人のことを心配するという悩みは極めて少ない事実があります。

魂と知性が通信できる場合

 魂は、過去世で自分がどんな生涯を送ってきたかを知っており、現世での使命を知っており、どのように生涯を送るべきかを知っています。魂と知性が通信できていれば、知性は明瞭であり、人生に対しプランを立てていきます。そして明瞭な知性は、情感をコントロールしていきます。 肉体と情感と知性と魂が整理整頓されていれば、人は自分の内面を見て悩むことはありません。しゅくしゅくと、自分の役目をまっとうするだけです。そして、他人のために奉仕的に生きるようになります。または、自分の所属するグループのために、生きるようになり、悩みの中心は自分ではなく、グループ全体に変化していきます。つまり、生き方の基本にある心の持ち方が、グループ意識になってくるわけです。

知性が間違った真実を受け入れてしまった場合

 知性は冷静で情感をコントロールしますが、その知性が間違った真実を受け入れてしまう場合があります。一見、真実に見えるカルト教団の教義などがそうです。知的な部分で間違った理論を受け入れてしまうと、その転換には20〜30年もかかってしまいます。知的なマインドコントロールは開放しにくく、被害が大きいわけです。
 しかし、その時代にあった新しい真実を受け入れた場合には、知性が啓発され、生涯にわたり継続して情感をコントロールできるので、成功への道が開かれるわけです。いっぽうで情感レベルで間違った感情を持ってしまった場合は、もともと、情感というのは、変わりやすく継続しない性質のものですから、被害は大きくありません。情感レベルのマインドコントロールはすぐに開放できます。

賢者とは

 人の構造をまとめると、もっとも粗い粒子が肉体で、動物的行動を司ります。常に物質的な欲望があります。少し精妙になった粒子が、情感で、好き・嫌い、善・悪、苦しみ・楽しみ、不安・安心、損・得、自信・迷いといった部分を司り、物事を分けて考える2分思考が特徴です。そのため、常に流動的で大衆の感情といわれます。さらに微細な粒子が知性で論理的な思考を司ります。知性よりもさらに微細な粒子が魂です。
 魂が発動しその発動によって生きている人は、霊的な感性を重要視し、ポジティブな発想をし、後退することはありません。従って、困難にも強い人です。こういう人が、賢者のレベルといわれ、人格完成された人で、ものごとをすべて包括的に理解できます。この融合的理解ができる人が、世界的な指導者になると、戦争や貧困は解決されるでしょう。


星平会海の使い方

 生まれた時間が分かる人には、紫微斗数推命を使います。心の奥底にある心理状態(実は月に影響されている肉体的な欲求なのだが)を診断できます。生まれた時刻が不明の人の場合は、宿曜経を使います。動物的な本能は、四柱推命の日干の十二支を見ます。紫微斗数推命と宿曜経は、肉体に近い部分、つまり本能的なものを見る占いですから、当たりやすい占いです。
 もし、実際の人物を観察して特徴が出ていないとすれば、意図的に本性を隠しているか、本性を自分自身で抑制し、間違った信念や法則の下で生活をせざるを得ない人と診断します。サラリーマンが、リストラを恐れるあまり、個性を殺して15年経過すると、このような状態になります。

3段階の星の解釈の仕方 

 すべての占術上の星には、成熟した星の姿、成長途中の星の姿、未成熟な星の姿、この3段階があるということを、常に理解して鑑定しなければなりません。
 たとえば、紫微斗数推命では紫微星が最高の星といわれますが、命宮に紫微星が入っていれば無条件に良いという鑑定の仕方では、実用では使えません。成熟した紫微星なら、高貴な考えを持ち人をいたわる優しさもある、未成熟な紫微星なら、プライドばかり高くて鼻持ちならないヤツとなり、成長途中であれば、その両方が発動していて、不正やずるさのない清潔感のある人だが、冷たい感じもするというようになります。

 次に、3段階の星の解釈の仕方を宿曜経の昴星の場合で説明してみましょう。宿曜経の昴星が成熟していれば、神の代理星といわれるように、弁舌がたくみで、理想を実現していく言動に自然と人気が集まり人徳がある人となります。昴星が未成熟だと、志は一級品だが、理想や要求だけが先走り、実際は実力不足で何も出来ずにいる人となります。昴星が成熟途中だと、話が長くメリハリに欠けるが、善なる心と博愛精神の持ち主で平和を愛する人となります。
  成熟した状態で星が発動しているということは、魂と知性と情感が整理整頓されているということです。この場合は、占星学などで魂の特徴を診断することができます。未成熟の状態で星が発動しているということは、魂と知性と情感が整理整頓されていないということです。占星学で無理に診断する必要はありません。

 次に四柱推命を使いましょう。十干は精神面をみます。十二支は肉体に近い本能面をみます。通変星は価値観を示しますからどんなことに情感が刺激されるのかを見ます。十二運星は、十干と十二支から構成される星なので行動特性を見ます。通変星には天干に並ぶものと地支に並ぶものがありますが、どちらが発動しているかを見ます。
 天干が発動していれば、霊的な価値観を重視する思考の人で、地支が発動していれば肉体の本能的なものを重視する思考の人だと判断します。どちらを見るのが正解か?という正解探しはしません。どちらの星がより強く発動しているのか?を見ます。

 次に占星学を使って支配惑星と支配星座をみましょう。惑星のアスペクト数が一番多いものを、その人の支配惑星とします。支配惑星は魂の特徴を意味し、どんな特徴のある生涯を送るのかを示します。表面からの観察ではなかなか分からないことが多いものです。生まれた時刻が不明の場合、アスペクトが不正確になり、支配惑星が異なってくることがありますので注意してください。
星が集中している星座をその人の支配星座とします。4つ以上集中していれば、顕著に特徴がでます。3つの場合は、それほど強烈ではありません。2つの場合は、ほとんど特徴らしきものがありません。
 惑星は魂の特徴をみるわけですが、大きく3分類すると理解しやすいでしょう。成熟した冥王星・木星・金星は知性的です。冥王星は破壊と創造による支配。木星は愛情。金星は正確な知識です。
成熟した火星・海王星は情感的です。火星は献身的情熱。海王星は理想です。成熟した土星と天王星は肉体的で物質的です。土星は経済活動で、天王星は地上の秩序とルールです。いづれも成熟した状態の作用です。

 さらに惑星の理解を深めてみましょう。冥王星の支配欲求は、イギリスの植民地支配に見られます。殖民地の優秀な人材をイギリスに留学させ教育し、その考え方に染まった現地の人材で、国を治めさせるというやり方です。海王星の理想主義をおいかける欲求はアメリカに見られます。イギリスから独立して自由を求めた建国の経緯を見れば明らかです。さらに正しいかどうかは別として、あらゆる理想とされる思想の実験の場になっているのはアメリカです。グローバリズムもその実験の1つです。
太陽の愛情と木星の人なつっこさは、フィリピンやタイなどの日本人男性に人気の国に見られます。金星の正確な知識への欲求は、ドイツに見られます。とことん合理的で無駄のない設計はドイツが優れています。

 さて、星平会海を使って診断する場合、今まで解説したことを連続して文章にしてみればいいだけです。

 たとえば、筆者の事例では、深層心理は「武曲星」、人柄は「箕星」、精神は「壬」、本能は「午」、価値観は「偏財星」、行動は「胎」、魂の行動は「冥王星」魂の源は「山羊座」といったふうになります。

 星をその示す意味に置き換えると、「戦う武人で人柄は風のように荒々しく、精神は戦略的で本能は賑やか、価値観は支配性で行動は独自的、魂は社会の役に立ちたいという欲求をもっていて、それを実現するために知的で破壊的な行動をする。」となります。

 このような文章創造は、星の意味さえ実際の人物で理解しておけば、誰にでもできます。

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スピリチュアルな観点で国の将来を占う

 日本の将来を占う場合、日本を取り巻く国際情勢を良く理解しないとなりません。ここでは、霊的な観点から各国の問題点と行くべき方向性を説明します。

・フランス
 かつて1800年の初期、皇帝ナポレオン1世は、革命後のフランスをまとめあげ、帝政を敷き、ナポレオン戦争と呼ばれる戦争で全ヨーロッパを侵略した。ゲーテは「徳を求めたもののこれを見出せず、権力を掴むに至った」と評しているように、ヨーロッパの文明化に貢献したのは、自分達だというプライドがある。それゆえに、フランスに相談せずに、ヨーロッパは何事も決定すべきではないという意識があり、どちらかというと物質的な欲望のほうが強い。もし、フランスが霊的な内容に知的関心をむけるのであれば、新しい科学が発明されると言われている。次世代のエネルギーといわれる核融合の実験施設は、フランスにおかれている。

・ドイツ
 いつでも簡単に他人から条件づけられてしまう受身の体質が問題である。アドルフ・ヒトラーによって、極端な極右的民族主義に走ったのも、深い劣等感を根底にもっているからである。完璧な技術を追求しベンツやBMWといった高級車を生み出したのも、根底にはこの劣等感があったからである。そのため、大声で脅す人に利用されて納得させられてしまう性質がある。この受動性を克服すると新しいドイツが生まれる。現在、ドイツは、米国のグローバリズムやヘッジファンドなどに、嫌悪感を示しているが、この積極性は重要である。自分で考えて新しい社会システムを生み出すことが重要である。

・イギリス
 世界は自分達のものであるという国家的なプライドをもっていて、他国から嫌われているのが問題。国内には今だに貴族と大衆という区別があり、その階級社会をそのまま国際社会にも持ち込んでいる。他国の信頼を得ることで、イギリスは生まれ変わる。

・ロシア
 共産主義が発祥した国であるように、同胞を愛するという価値を知っている国である。しかし、この同胞愛の不正確な理解がマルクスレーニン主義となってしまった。米国の資本主義、貨幣主義が限界を示している今、新しい同胞愛に根ざした思想がロシアから生まれてくる可能性がある。

・アメリカ
 若い国であるゆえに、いろいろな思想やシステムを実験しながら、成長している。イデオロギーを決定する権力は一部の支配層から大衆の手に移りつつあるようである。アメリカの大衆は農民と中流階級の純粋な人々であり、資本と金融を支配している連中がアメリカの本質を示しているわけではない。国家と国家の関係を模索しているが、調和を軸に国をまとめる試練を受けている最中である。

・日本
 新しい思想や発明をいち早く採用し、それをもっと価値あるものに作り変え、人類のためになるような製品や技術を開発する使命がある。アジアの国の性質は、感情的で嫉妬心に左右されやすく、知性に行動することが要求される。誰かが大儲けしたといってそれを嫉妬してはならない。高級官僚が汚職したからといってそれを喜んではいけない。皆がやっているからという理由でやってはいけない。政治家のスキャンダルを喜んではいけない。第二次世界大戦当時の日本人は、きわめて感情的で一部の軍部の間違った思想に国民が洗脳されてしまったが、そういう段階は卒業しつつある。終身雇用が過去のものとなり、年金システムが崩壊したおかげて、会社や国に頼るべきではないと気づいた個人が、自分の自立した人生を設計する性質に変化しつつある。
 戦後日本の経済は42年間にわたって成長してきたが、日本の経済システムは60年ぶりに変わろうとしていることを知らなければならない。

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■スピリチュアルな思考ができてくると、世の中が面白くなってくる。

事例1)ダライ・ラマ14世が日本にきた理由はなんであろうか?

チベット仏教のゲルク派の最高位の仏教博士号(ゲシェ・ラランパ)を持つ僧侶であり、チベット亡命政府の指導者でもあるダライ・ラマ14世が日本にきた理由はなんであろうか?

スピリチュアル的な観点からみてみたい。

ある教えが正しくて別の教えが悪い。ある民族が正しくて別の民族が悪い。こういった善悪を区分する生活環境が支配する国や地域からは、世界的な精神指導者は出てこない。正確にいえば、おぎゃ〜と生まれてから、成人するまでは、そういった善悪を区分する生活環境で育ってしまうと、魂に傷がつくため、神々との会話ができない。成人して、使命をはたすために、善悪を区分する生活環境に移動して仕事をすることは可能であるが・・・

つまり、チベットという地域では、次の時代のダライ・ラマ15世は育たない。仏教もキリスト教も、白人も黒人も、すべてを統合して善悪を区分しない地域でのみ、新しい時代に必要とされるダライ・ラマ15世は生まれてくる必要がある。

その地域はどこか?候補の1つが、日本だったのではないか?つまり、ダライ・ラマ14世は、自分の次の後継者が育つべき地域を訪問して審査していると考えられる。

漢民族を憎むチベットでは、新しい宗教指導者は、生まれない。

実は、1200年前、中国の唐でも同じことがおこっている。

密教の第七祖は、長安青龍寺の恵果和尚であった。その教えを伝授されたのは中国ではなかった。日本人の空海であった。教えを広め、国中に広めたのは空海である。密教の真髄は、中国には伝わらず、日本に伝わった。

さて、そういうスピリチュアル的な観点から、日本の経済を眺めてみよう。

株価が低迷している今日、新聞やTVに惑わされていると、チャンスをつかめないであろう。