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大転換の時代

『理論で勝てる時代は終わった
では次に来る波はなんなのか? 』 
〜賢者への道シリーズ〜

定価 5,000

A6版で、70ページです。

 

 

 

賢者への道シリーズ7

        大転換の時代 理論で勝てる時代は終わった。
        では次に来る波はなんなのか?           ¥5000

 

著作者

 

有限会社フォーチュンソフト  代表 天野 雲海
アルルホームズ明るい株式会社 代表 安倍 鴻祥
株式会社ゴールドストリーム  代表 山下 剛


はじめに

 

 大転換の時代がやってきています。金融(マネー)万能経済の時代が終わり、実体経済の時代になりつつあります。先進国万能時代( 日本・ドイツ・イギリス・アメリカ合衆国・フランス・イタリア・カナダの G7)が終わり、新興国を含めたG20と呼ばれる国の時代になります。武力とお金のパワーで他国を脅かして来た時代が終わり、地球規模での協調が求められる時代になりつつあります。

 能力があれば認められた時代が終わり、能力があっても性格が悪い人は認められない時代になりつつあります。

 学歴重視の時代が終わり、人物本位の時代になりつつあります。大都市万能の時代が終わり、地方の時代になりつつあります。国がなんとかしてくれるという国に依存する時代が終わり、国がやらなくても自分だけは先に行くという時代になりつつあります。

 お上の言うことを聞いていれば間違いがないという時代が終わり、自分で考える時代になりつつあります。病気は病院に行って医者が直すものという時代が終わり、病気にならない体を作っていく時代になりつつあります。大企業のサラリーマンが偉いという時代が終わり、リストラされない自営業者が偉いという時代になりつつあります。


 そういった大きな流れの変化に対応できた人は、これから先、お金にも愛情にも不自由することはないでしょう。しかし、変化に対応できなかった人は、ますます苦しむことになります。なぜかって? 勉強させるためにそういう環境に追い込まれるのです。生き方、考え方を変えない限り、どこまでも苦労することになります。

 いっぽうで、これからの生き方を勇気を出して変えた人は、もう追い込まれることはありません。
 占いの使い方も同様に大転換の時代がやってきています。当たる、当たらないというのを求める時代は終わりました。当たるとか当たらないを求める心があるあいだは、占いに依存している証拠ですから、なにをやっても苦労します。そういう占いを捨て、新しい自分発見の道具として使い方を変えた人は、もう苦労することはありません。筆者は、「運命学大全」、「性と愛とお金の命理学」、「スピリチュアル四柱推命」、「スピリチュアル紫微斗数推命」といった本を出版して、啓蒙してきたつもりですが、まだまだ、それが伝わっていないと感じます。

 それで、今回は、茨城県つくば市でナンバーワンの住宅会社であるアルルホームズ明るい株式会社の社長である、安倍 鴻祥(あんばい こうしょう)氏と、設計事務所と建築会社を主宰している風水専門家の、山下 剛(やました つよし)氏の両氏に協力をしていただきました。

 


理論を信じるか、体の反応を信じるか?

 

 今までの時代は、理論を重視してきた時代でした。しかし、2006年の夏から始まった金融パニックをきっかけとして、それは終わったようです。ノーベル賞受賞者までを動員して、開発された高度な理論で裏づけされているはずの金融工学が単なる幻想であったことを人類は学んだのです。

 経済のことは、経済の理論では分からないことを学んだのです。経済学者は過去のことは百パーセント理論化できますが、未来のことは理論化できません。もし、未来のことが予知できるなら、経済学者の多くは今回のサブプライムショックで空売りを利用して大金持ちになれたはずです。しかし、だれも大金持ちになっていませんね。つまり、どの理論が正しいか?という発想そのものが、もう古くなったわけです。

 これからは、頭で考えた理論ではなく、体の反応で感じることを信じる時代に変化します。理論はだれが作ったものかといえば、人が作ったものです。しかし、体の五感はだれが作ったものかといえば、神が創造したものです。どちらが、より正確な判断を下せるでしょうか。賞味期限内の卵を買って食べたとしましょう。理論的には腐っていないので、大丈夫なはずですが、実際は腐っていることもあるでしょう。だから、人間が作った理論はこのように常に間違います。しかし、腐った卵を食べれば、舌がおかしいと感じます。無理に飲み込んだら、下痢になって早く体外に排出しようとします。このように体の反応は間違いがありません。インフルエンザのウイルスが体に入ってきたとき、人間が作った予防接種をしていても、その効果は完璧ではありませんね。しかし、体はウイルスを殺そうとして高熱を出します。間違いのない反応をします。しかし、人間の作った薬は、熱を下げようとしてかえって体をおかしくしてしまいます。

 さて、占いも人間が作ったものです。正直言って、間違いだらけです。占いを研究しはじめて三十年になりますが、太陽系の惑星の運行システムでさえ、人間は、まだ正確に計算することができません。未発見の惑星もあります。占いというのは、暦にもとづく学問です。その暦は、太陽系の惑星の運行に依存しています。その太陽系の惑星の運行システムに無知な人類は、正確な占い学など発明できるわけはないのです。古代の人は、それでも体で感じたことをベースにして、占いという学問を発展させてきましたが、現代人は、体で感じることよりも、理屈のほうを信じる人が多いので、占いは使えない学問になってきています。

 「考える」ということは、頭だけでグチグチと結論の出ないことをこねくり回すことだと勘違いしています。古代の人は、肉体で感じたことを整理する作業を考えると呼んだのです。・・・・

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目次

不動産業者の告白   株式会社ゴールドストリーム  代表 山下 剛

第一章 格安物件の多くは家相にやられた家だった

第二章 火葬場の跡地に建った家

第三章 占いを信じるな、活用しろ

 

風水師を信じるな?   アルルホームズ明るい株式会社 代表 安倍 鴻祥

第一章 信じてはいけない! 「風水のプロ」の落とし穴

第二章 「風水住宅」でまさかの失敗!

 

拝啓社長殿  
ビジネスコンサルティングの実際  有限会社フォーチュンソフト  代表 天野 雲海

事例1 恐怖心につかまって二十年を無駄にした経営者

事例2 劣等感につかまって無理をしたあげく会社を倒産させた経営者

知識と理解は別もの

人はほとんどの場合偶然に支配されている
  ・・・運命に支配してもらえないというショックな話

月を使った運命学は当たるが当たっても喜べない
 ・・・月は死の星?

人と人が理解しあえない理由
 ・・・脳がイメージする風景が異なる

魂の存在について
  ・・・実は魂は永遠ではないかもしれないというショックな話

デジタル記憶装置で動く人々
 ・・・過去の経験でしか動けないあわれな人間
    なんとかならないものか?