ある芸能人が霊感占い師にはまってしまってTVのお茶の間を賑わして
いますが、この一派は数年前に岡山の国会議員(女性)の秘書として活躍?し
てやはりお茶の間を賑わせた連中と同じです。こういった連中は、人の目や人気を気にする国会議員や芸能人や経営者
の心の奥底に隠れている恐怖心と欲望を見抜きます。善人づらをしたい人は絶好のカモなのです。
善人づら それは 人気を気にしている人 ということです。
いっぽうで、自分の本性から湧き出てくる欲求に素直に従って生きている人
から見れば、こんな連中の言うことは愚にもつかないので、近寄ってくること
はありません。もう十年以上前になりますが、四柱推命の講義をして欲しいという依頼
があったので、この連中に講義をしたことがありますが、目的は人を脅
かす占いの技術(凶運を指摘する)でした。そして、この霊感占い師が主催するパーテイにも参加したことがありますが
そこには男好きのする女性達が数人いて、あなたの彼女にどうぞ!みたいな
誘いを受けたことがあります。なんでも、企業の秘書として派遣するビジネスもやっているとか・・・・
性欲を我慢している男性なら、おそらく一発で、ワナに陥ることでしょう。
あとぐされがなく、愛人として扱ってもいい という女性を紹介されたら
それにはまってしまうでしょう。米国のクリントン元大統領だって、はまったワナです。
まあ、いろんな霊感占い師とつきあってきましたが、占い業界っておかしい業界だと
いう気持ちが芽生えました。もう十年以上前から、運命を吉と凶に二分して吉を追いかけ、凶を削除する占い業
界の「常識」に強烈に違和感を感じ、革命を起こさないといけないと感じていました。中国の運命学の1つの分野でもある中国医学は、体にとって悪い菌やウイルスや
癌細胞などがあったとしても、その悪モノを追い出すという思想はありません。
西洋医学は、悪いウイルスは薬で殺し、癌細胞は切って捨てるという
悪モノを追い出す思想です。この思想が、占いにも影響を与えています。中国の伝統的な占いが西洋の思想(悪モノをテロリストのように見なして探して殺す)
に食われてしまったのが現状です。もちろん大衆易としての、「滴天髄」などは、善悪を分離する思想で書かれていますが
それは悪意に満ちた動機で、後世に本当のノウハウを残したくないという皇帝の意思
があったからです。戦国時代ならではの皇帝の考え方ですね。
東洋の医学は、悪モノがあったとしてその原因は自分の内面にあるとして、
問診を繰り返して本当の原因を解明します。悪モノを敵視せず健康で元気に
生きていける体質をつくりなおす思想で、何千年も発展しきたのです。占いも実は、こういう使い方をされてきたのですが、それは活字には残っていません。
現代の世の中で、占いをどう使えばいいのでしょうか?
本当の運命転換とは、相性の悪い上司がいたとしても、つきあっていた異性に裏切られたとしても、
仕事がうまくいかなくても、リストラされたとしても、それに影響されない強靭な体力をもった運勢を
自分で作っていくために、占いを使うことです。