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占いソフトが本当に動かないとき

 いままで、どうしても動かないというお客様から、パソコンをお預かりして、調査することが時々あります。そういうとき、当社が、何をやっているのかを、対処方法を紹介します。

 結論からいいますと、特効薬みたいなものはありません。どうしても、お客様のほうで、対応ができない場合は、当社にパソコンを送ってもらうしかありません。

 さて、動かないといっても、その症状はいろいろあります。そこで、当社が実際に経験したものを紹介しましょう。

●アプリケーションエラー

 

困ったことに、Windows10が更新中にこの現象が起きてしまいます。Window10は、パソコンがネットワークに接続している間、常に更新しようとして、データをダウンロードしています。ときどき、このデータが大量にあるため、パソコンの動作が少し遅くなるときがあります。こうなったら、当社ソフトの起動時にエラーになることが多いです。

対処は、勝手にWindows10を更新させないことです。業務で使っている最中に突然、更新が始まって数時間、あるいは1昼夜更新しっぱなしということもありました。当社の場合、ADSL回線なので、通信が遅いことも理由ですが。

そういうときは、勝手に更新させない設定をしてください。

ネットワークを切断することで、突然、ソフトが動作したりすることはよくあります。

1.原因不明のエラーがでる。

アドレスFFFFF でエラーが発生しました。

モジュールFFF でエラーが発生しました。

 といった、類のエラーはすべてWindowsのシステムエラーです。

 なぜ、Windowsのシステムエラーがでるかといえば、Winodwsそのものが、買った状態から、運用をしていくと、どんどん変化していくからです。

 具体的には、ウイルス対策ソフトを導入する、ワープロソフトを導入する、インターネットでコンテンツを見る、電子メイルを見る、こういった日常の作業を繰り返すということは、すわなちWindowsのシステムに毎日変化をもたらしているわけです。

 それで、当初は動いていたものが、何もしていないのに、異常動作になってしまって慌てて相談をされるわけです。しかし、お客様にとってみれば、何もしていなくても、電源をいれて、日常の何気ないパソコン操作そのものが、Windowsにとっては、常にシステム的に変化をもたらしているわけです。

 ですから、パソコンをお預かりして、すぐに、原因が解明できることは、極めてまれです。

 なんとなく、直感的に、このソフトは、「やばい」と感じるものがあれば、そのソフトを削除するだけで動くこともあります。この「やばい」というのは、ソフトウエアの技術者であれば、誰もが持っている感性です。つまり、Winodwsのシステムの奥深いところまで、操作するような類のソフトです。

 やたらと、通信やシステムを高速にできるという類のものがそれに相当する場合があります。ウイルス関連がそれに相当する場合もあります。

2. 原因不明の対処方法

 わたくしが、パソコンをお預かりして操作して、異常動作になることを確認したあと、リカバリーCDROMを使います。このリカバリーCDROMは、購入したパソコンには、必ず付属しているものです。ですから、当社がお客様のパソコンをお預かりする場合は、必ずこのリカバリーCROMを持ってきていただきます。

 さて、このリカバリーCDROMを使って、パソコンを購入した初期状態に戻すことはわけのないことですが、できれば、データなどは、とっておきたいというのが、人情でしょう。ですから、最初は、HDDのフォーマットをしないで、Winodwsの更新ということができないかチャレンジします。この更新モードがつかえる場合は、一応最初はこれでやります。うまくいくと、データを保存したまま、不具合のあるシステムだけが更新される場合があるからです。でも、これでうまく可能性は、20〜30%くらいです。

 それで、うまくいかない場合は、HDDのフォーマットから、やりなおしです。つまり、パソコンのすべてのデータが消えます。そして、パソコンを購入した初期の状態に戻します。ですから、お客様には、あらかじめ重要なデータは、CD-Rなどにバックアップをお願いするようにしています。HDDのフォーマットからやるとなると1〜2時間は最低かかります。

 そして、Winodwsが導入されたあとは、最初にプリンタのドライバーの導入を行います。プリンタドライバーが導入されていないと、当社のソフトは動作異常になるからです。そこで、あらかじめお客様が使っていたプリンタメーカーと機種名は、調べておきます。Windowsとプリンタドライバーが導入されたら、パソコンがハードウエア的に異常がないかチェックします。具体的には、ワープロなどを起動し、文字を書いてみて、印刷してみるわけです。 

 ここまでやってから、当社のソフトを導入します。最後に、動作確認をしておしまいです。

 これだけの作業をするとなると、3〜4時間はかかります。ですから、秋葉原の事務所においでいただいても、30分待てば直ってくるということはありません。朝持ち込んでいただいても、昼過ぎになります。夕方持ち込んでいただいた場合は、翌日になります。

 しかし、リカバリーCDROMを使えば、確実に動作するまで、お客様のパソコンを初期状態に戻すことが可能です。

3.ハードウエアの異常の場合もまれにあります。

 最近ではずいぶん、減ってきましたが、Windows95時代は、ハードウエアの異常が随分ありました。自動車の場合は、不具合があれば、リコールというシステムがありますが、パソコンの場合は、マイクロソフトのオフイスなどの製品が動いていれば、異常なしと判断されるためか、かつて、パソコンのハードが異常で、回収になったということは、聞いたことがありません。

 事例をあげますと、お客さんがC社のパソコンで動かないというので、同じパソコンの機種で、実験しました。東京にあるC社のテストセンターまで、出かけていったわけです。そこで、テストすると動作します。動作している証拠写真まで、とらないと、お客様は、納得しないので、写真をとりました。それで、お客さんは、パソコンを買った販売店に当社のCDROMを持ち込んで、販売店にあるC社のパソコンでテストしたい、そして、販売店にあるパソコンで動けば、パソコンを交換してほしいという要求をしたそうです。

 結果は、なんと、その販売店にあるC社のある型番の機種では、ソフトが動作しなかったそうです。パソコンショップの店員が立ち会ったので、本当にそうなんでしょう。

 ところが、同じC社でも、上位機種のPCでは動いたそうです。それで、そのお客さんは、差額分を支払い、上位機種と交換したそうです。

 ここまで、読まれて、パソコンメーカーや周辺機器メーカーに勤務したことのあるハードウエアの技術者なら、そういうこともあって当然と思うでしょう。

 同じ機種でも、コスト削減のため、使っている部品(半導体)を途中で変えることは、頻繁にあるのです。パソコンを作る側は、1円でも、安くものをつくりたいので、同じ規格の部品が、1円安く他社から、購入できるとなれば、途中で、部品をかえることもあるわけです。これが、ロットによって、製品のバラツキがあるということに発展していくわけです。たとえば1月から3月製造分のロットと、4月分のロットでは、同じ機種でも、使っている部品が異なれば、正確にいうと、同じ商品ではなくなるのです。

 わたくしが、C社のテストセンターで試験した機種と、販売店に並んでいる機種は、見た目には、同じでも、使っている部品が異なっていた可能性があるわけです。

 しかし、それ以上の調査は、お客様も、しなくて良いということだったので、しませんでした。実際、ドライバーをもって、パソコンショップに行って、分解して、部品を見せてくれなんていうことは、不可能でしょうから。非常に、品質にうるさい、お客様でしたが、ご自分で、そういう体験をされたためか、ハードをつくるメーカーというのは、そういうものだと理解されたようです。

 あたり前といえば、あたり前のことなのです。自動車だって、製造初期のころは、不具合が絶対にあってはならないという意思があるため、メーカーも過剰品質ともいわれるくらい、使う部品の品質をあげています。しかし、販売終了が秒読みになったことには、ぎりぎりまで、コストを下げた部品を使うようになってきます。こういう話しは、自動車のマニアなら、誰でも知っていることです。ただし、ヨーロッパ車は、これに該当しません。むしろ、逆で、製造初期は、不良率が高く、販売終了が近づけば、改良された部品を使っています。ですから、輸入車は、製造完了になる最終年の車を買うのが、「得」といわれるわけです。

 自動車で、こういうことがあるのなら、パソコンでも同じことがあるというのは、技術者でなくても、理解できるのではないでしょうか。

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最終更新日: 2003/03/14 Fortune Soft Inc.,Ltd