なぜ 星平会海という占いが最高の奥義なのか? |
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運命学の習得には順番があります。 中国の運命学の原書にでてくる「理気」という単語がそうです。 どれがいいとか悪いという問題ではなく、段階の問題です。 いきなりは、気のレベルの理解は無理です。 理をはやく卒業して気のレベルで診断することができるように
理は理論でこれは、入門者に必要なものです。理論は、ものごとを分割してバラバラにしたものに、法則性を与えるものだから、簡単に習得しやすいのです。 では理の運命学って何でしょうか? では、「理」の次の段階で一歩「気」に上がったものは何でしょうか? これが四柱推命なんですね。4つの柱の天干と地支どこをどのように見るかは鑑定者の自由な裁量に任されていますから。 つまり「気」の感性がすこし必要となるわけです。 一応日干が自分となっていますが数百年前の四柱推命は年干が自分でした。実際に前世から継続しているような性情は年干に出ていることが多いと筆者は感じています。 時干は子孫運だと言いますが、 実際は4つの柱で最後に顕現する性情だと筆者は感じています。 だから、理の思考を超越しないと次にいけないのです。理を越えた占いの第一歩が占星学(ホロスコープ)です。これは「気」の占いです。 占星学は西洋のものだと思われていますが、そうではありません。古代中国でも七政四余占星学という名前があるように普通に使われていた占いです。理の思考を超えないといけないのが、占星学です。 それでは困るという入門者のために紫微斗数推命と同じようなハウス区分があとから発明されたわけです。 そして究極の奥義は、その気を使って、紫微斗数推命・四柱推命・占星学とあらゆる占法を串刺しにして見る「星平会海」です。 ものごとを分割してそれに法則性を与える幼い手法の理では、この「星平会海」 は使えないのです。
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