■九星天地盤方式の家相盤
1.20年単位で変化する局数によって地盤が決まります。
後天定位は下図のようです。
9 5 7 8 1 3 4 6 2 2004-2023年は八局となります。
7 3 5 6 8 1 2 4 9 2024-2043年は九局となります。
8 4 6 7 9 2 3 5 1
2.門の向きの方位をみて、地盤に入っている九星をみます。
その九星を中央においたものが、天盤になります。
このとき、天盤の回し方には、順と逆があります。
この順まわしと逆まわしの決定の方法にも、2種類があります。
1種類目は、八方位の陰陽を見る方法です。
2種類目は、二十四方位の陰陽を見る方法です。
八方位の陰陽は下のとおりです。通常はこれを使います。
坎 かん 陰(-) 北
艮 ごん 陽(+) 東北
震 しん 陰(-) 東
巽 そん 陽(+) 東南
離 り 陰(-) 南
坤 こん 陽(+) 西南
兌 だ 陰(-) 西
乾 けん 陽(+) 西北二十四方位の陰(-)陽(+)は、下のとおりです。
子(-), 癸(-), 丑(-),
艮(+) ,寅(+) ,甲(+),
卯(-), 乙(-), 辰(-),
巽(+), 巳(+), 丙(+),
午(-), 丁(-), 未(-),
坤(+), 申(+), 庚(+),
酉(-), 辛(-), 戌(-),
乾(+), 亥(+), 壬(+)
たとえば、門向が「離」で、八局の場合は下図のようになります。
3.九星の基本的な意味
一白
目下への同情心・深い思索・親愛性・華美を嫌う・質素・倹約・執着二黒
温厚性・従順性・おおらか・堅実節約性・忍耐性・現状維持三碧
進取性・活動・リーダ性・明確性・正義・潔癖・自尊心・決断四緑
歓迎性・訪問・柔和・客観性・利益志向・信頼重視・気移り・斬新性五黄
忍耐・頑固・親分・闘争・好き嫌いで判断・強欲・一攫千金・支配六白
支配・自信・公共性・公正・正義・指導性・独善・独立・几帳面七赤
利発・能弁・飲食・伝統を好む・趣味・遊興性・贅沢・余裕・物質八白
精神的な高尚性・経済観念・非急進性・保守的・蓄財・現実・育成九紫
博識・感覚・華美・美意識・直感・洞察力・理想・情熱・理想・礼儀
上記の星の組み合わせで吉凶を診断します。
五行の相剋が基本ですが、紫と白が天盤か地盤にあると、吉作用になります。
4.家全体の象意
門が向いている方位が『一白』
家全体が素朴で質素であることを主張する家相となります。門が向いている方位が『二黒』
家全体が社会に順応して大きな変化がないことを主張する家相となります。門が向いている方位が『三碧』
家全体が若々しく活動性があることを主張する家相となります。門が向いている方位が『四緑』
家全体が柔和で人を迎え入れる心があることを主張する家相となります。門が向いている方位が『五黄』
家全体が社会から束縛されることを嫌い独立性を主張する家相となります。門が向いている方位が『六白』
家全体が規律を守り公共性を重んじることを主張する家相となります。門が向いている方位が『七赤』
家全体が遊び心に富み人を喜ばせることを主張する家相となります。門が向いている方位が『八白』
家全体が物質よりも精神を重視する高尚さを主張する家相となります。門が向いている方位が『九紫』
家全体が知性にあふれ高貴であることを主張する家相となります。