本ソフトウエアは四柱推命の専門家、プロ、そしてこれから研究して実生活、あるいは企業の内部で生かそうと思っておられる方に、中国4000年の歴史が誇るこの素晴らしき推命術を、正しく知って頂くために開発しました。内容は、全てオリジナルであり、市販されている書籍の内容をそのまま真似てソフトウエアを作ったわけではありません。豊富な実践鑑定から得られたエッセンスをソフト化していますので、“なるほど” と分かって頂ける内容になっています。
特に「AI鑑定」の部分に関しては、当社のノウハウを十分に盛り込んだ内容になっております。
また「開業用ライセンス」を購入された方は、印刷時に「XXXX鑑定事務所」というように自分の事務所名を印刷することが可能になり、印刷物を有料で配布することが可能になります。さらに、徳川家康が大名の管理に使ったといわれる「天源占星術」も使用が可能になります。この占術は、天海大上人が家康に教えたもので、生れた日の265日前の干支から、その人間の性格や行動パターンを推測する学問なのです。四柱推命は一般には、能力判断に最も威力を発揮しますが、天源占星術を使えば、内面的なことまで推測できるようになります。
また、本ソフトの基本は、原書「滴天随」を基本にしたものですが、その解釈の仕方は人によって随分差があります。それは、原書そのものが、理論的に矛盾する部分や、条件文があいまいなために仕方のないことですが、当社では実占の経験上で当たる部分だけを採用して記述しております。さらに、市販の書籍を読み、ある程度自分で鑑定ができるのレベル人にも、「窮通宝鑑(きゅうつうほうかん)」という奥義を公開してあるため、四柱推命の奥深く流れている五行気学をマスタ−することができます。
この滴天随と窮通宝鑑をマスターして、あとはソフトを使って実占を経験していけば、通常のプロ以上の技術が習得できるはずです。特に人生経験が豊富で色々な人間を観察し、色々な分野の仕事をしてきた人ほど習得のスピードが早いものです。
本ソフトウエアの中国医学の経脈医学の部分は、東洋医学研究家の竹下雅敏先生が監修をしています。
占いには、命を占うものと、方位・事柄などを占うものと、相を占うものがありますが、四柱推命は、命を占う運命学です。 すなわち、生まれた年、月、日、時 の4つの柱から命を推測するものです。中国では、生まれた子供が科挙の試験に合格し、出世するかどうか? といったように人間と対社会という関係を占うものとして発展してきました。
すなわち、お金(財)の運と仕事(官)の運が占う中心となります。これを、業界の言葉で表現すれば、“財官を中心に看る”となります。
女性雑誌などでは四柱推命の日干五行の相剋だけで男女の相性を占う方法などが解説されていますが、信頼性はどうなのか正直疑問を感じます。男女の相性を見るのであれば、正直言って、紫薇斗数推命が一番効果的であり、ズバリ結婚の相性も分かるのです。
これは、四柱推命が能力を司る「太陽」中心の占星術で、紫薇斗数推命が心情を司る「月」中心の占星術であることに起因します。また、四柱推命は命式以外に時間軸という観点から見ることができるのが大きな特徴になっています。すなわち、大運、年運と呼ばれる、10年毎に変わる運気と1年毎に変わる運気、さらには月運・日運を見ることができます。 四柱推命は「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」の十個の干を中心に推命を行います。この十個の干は太陽の黄道を意味すると言われることから生れた日時の太陽の影響から推命するのが四柱推命だと考えても間違いないと思います。
一方で、人間が生れる時に重要な役割を果たしているのが月なのですが、この月を中心に推命していく学問が、紫薇斗数推命(しびとすうすいめい)なのです。ここまで説明すれば分かるように、四柱推命と紫薇斗数推命を両方合わせてみないと、正しい鑑定ができないと言われる理由が実はここにあるのです。
四柱推命で性格判定とか心情判定などをいくら精密に行っても、その結果は紫薇斗数推命に比べれば切れ味は劣ります。逆に社会的な能力の判定であれば、四柱推命に勝るものはありません。
さらに言えば、西洋占星術は太陽と月以外に火星、水星、木星、金星、土星、などの色々な惑星の人間に対する影響を看る学問ですので、総合的に判断する場合には、この西洋占星術もおおいに有効になるのです。
もっと言えば、一番大きくハズレにくいのが、西洋占星術ですので最初に概要を押さえるには最適の占術です。また、切れ味があるのが、四柱推命と紫薇斗数推命ですが、時に大きくハズれることもあるのが現実です。
もしお客様がプロへの道を目指すならば、また実践で運命学を使って実利をあげようとするならば一番効果的な使い方をお教えしましょう。当社では、これから説明するような方法で必ず鑑定を行っており実績をあげています。(1)最初に、西洋占星術で判断する。目的は全体像を把握することです。最もハズレにくい占術ですので、ここで概要を把握するのです。なぜハズレにくいか?といえば、人間が生まれた時の月、太陽、火星、水星、木星、金星、土星など全ての惑星を見るからです。しかしこれがそのまま最も切れ味が鋭く当たるかといえば、そうでもありません。
⇒「西洋・インド・七政占星学プロ版」を使用します。(2)次に四柱推命で社会的な能力を判断します。西洋占星術とあまりにも結果が異なるようでしたら、四柱推命の結果を鵜呑みにすることを避けます。四柱推命は太陽中心の占星術ですから、実務的な能力や男性向けには大変な切れ味を発揮するものです。
⇒「新四柱推命プロ版」を使用します。(3)最後に紫薇斗数推命で心情の世界を判断します。やはり西洋占星術とあまりにも結果が異なるようでしたら、紫薇斗数推命の結果を鵜呑みにすることを避けます。紫薇斗数推命は、月中心の占星術ですから心情や性格といった観点からは切れ味が鋭いものです。
⇒「新紫薇斗数推命プロ版」を使用します。(4)西洋占星術、四柱推命、紫薇斗数推命を総合して、判断するようにすると大きく間違うことはまずありえません。あまり1つの占術にこだわっていると、大きくはずれることがあった場合、無理に当てようとして適当な理論を自分で作り上げてしまう可能性が高いのです。
⇒「星平会海プロ版」を使用すると総合的な鑑定ができます。(5)占いの鑑定結果というのは、生年月日しか入力データがありません。これだけを絶対視するのは危険です。心理テストを行うことによって、命式と現在の心理状況が一致するのか、不一致しているのかを診断する必要があります。
⇒「素質心理学プロ版」を使用すると心理学と運命学の総合的な鑑定ができます。※結論
3ツの占星術をマスターすること。そして、それだけでは宿命論的な占い屋になってしまうので、心理学的手法をマスターすること。この2方面の技術の習得が必要です。