成長度の診断画面

■当たらない当たるという観点以外で運命学を使う

 占いを勉強する人に多いのが、自分の命式は良いのか?悪いのか?を知りたいということですが、実はこういう動機が間違っている場合があります。というのは、命式自体の良い、悪いはさておき、命式を使い切って生きている人が全体の10%程度しかいないという現実があるからです。ですから、自分の今の状態は、命式のどのくらい使い切っているのかを最初に知ったほうが良い場合があります。

                
■成長段階の3段階   

 この画面は、成長段階を3段階に分けて診断ができる画面です。日柱の十干は精神を意味しますので、重要です。月柱と年柱の天干の通変星は能力のバランスを意味しますので、やはり重要です。日柱の地支は本能的な行動を意味しますので、あまり重要ではありません。未成熟の場合でも成熟した場合でも、さほど変化がないからです。日柱の十二運星は行動様式を意味しますから、少し重要です。このそれぞれの星の意味が、未成熟と成長段階と成熟した段階で、表示することができます。そして、点数で成熟度を示しています。


 占いを使って、良いとか悪いということを論じる以前に、自分は持って生まれた設計図のうち、どこをどれくらい使い切っているのかということを、診断して欲しいと思います。すくなくとも、命式で示されている範囲の中であれば、人は皆幸せをつかめるはずなのです。経営者からは、人を採用する前に、どういう命式の人を採用したら良いのかという質問が多く寄せられますが、どういう命式が良いのかを探し出す前に、採用する人が、どのくらい自分の命式を活用してきたのか?を診断するほうが大切だと思います。命式を活用するためには、困難に出会った場合でも、「自分にはできる」というメンタル面がしっかりと確立していることが条件だからです。