■五術とは?

 

世界には、西洋占星術、インド占星術、中国占星術と色々と存在します。当社ではこれらの世界の占星術全てを取り扱い、ソフトウエアの開発をしていますが特に力を入れているのが中国占星術と西洋占星術です。中国占星術というと四柱推命が有名ですが、四柱推命はそのうちの”命”という分野を扱う占術です。しかし中国占星術は、実はもっと広範囲に術が開発されていて大きく分類すると「命・卜・相・医・山」の5種類に分類できます。一般には馴染みがない言葉ですが、これを”五術”と呼び、下記の5つの分野から構成されています。

命(めい)


人の宿命・運命を占う分野−−四柱推命・紫薇斗数推命・宿曜占星術(密教)・六壬推命・遁甲推命


卜(ぼく)


人が関与する事柄の吉凶を占う分野−−奇門遁甲・六壬占卜・五行易・干支秘法


相(そう)


目に見える相を占う分野−−姓名判断・印鑑相・人相・手相・墓相・家相・風水地理学


医(い)


鍼・漢方などの医の分野


山(ざん)


呼吸法・体操などの肉体の修練の分野

■西洋占星学のなかでも、命と卜があります。

また、西洋占星術も五術という分類から区別すると基本的には、「命」の分野に入りますが、「卜」の分野での応用も可能です。西洋占星術は、世の中では”ホロスコープ”とも呼ばれたり、”星占い”とも呼ばれたり、”西洋占星学”とも呼ばれたりしていますが、最近は専門家の間では、”西洋占星学”と呼ぶのが通常になってきています。また西洋占星学の延長として、卜の分野に入るホラリー占星学や国家の運勢を占うマンデン占星学といったものも存在しています。


そして、良くある質問なのですが、どの占星術が一番良いか?ということなのですが、それぞれの占星術には特徴があります。


もっと言えば、長所と短所、つまり目的によって向き不向きがあるというのがその回答です。

■運命学の習得の方法

 従って、もし運命学を自分の人生の武器として、また処世術として身につけたいと思うのであれば、またプロへの第一歩として勉強するのであれば、最低「命」の分野で3種類の占星術は身につけなければなりません。そして「卜」の分野では1種類をマスターすることが必要です。そして、目的によって、それらの占術を臨機応変に使い分けることが重要なのです。良くある例なのですが、四柱推命の得意な方は、何でも四柱推命でやろうする傾向がありますが、不得意な分野(例えば事柄の吉凶の占い)を四柱推命で占うことは、レスリングの選手がいきなり土俵に上がって相撲を取るようなものですので、あまりそういった使い方はお勧めできません。

 

 フォーチュンソフトのソフトウエアを有効に使えば、これらの全ての分野をマスターすることが大変容易になります。通常、スクール・塾などに通って勉強するとなると最低数年間という年月と高級車1台分程度のコストが必要になります。しかし当社のソフトウエアを有効に使って勉強すれば、1年程度で平均的な占い師といわれる人達と同等のまたはそれ以上のレベルに達することができます。

 この運命学という分野の学習方法で重要なことは、理論を一通り覚えた後は、ひたすら実占を繰り返すということです。丁度数学の公式を覚えた後は、繰り返し演習問題を解かないと身につかないのと同様に、書籍をいくら読んでも身につきません。特に自分が10年以上観察してきた会社の同僚・先輩・上司などを徹底的に勉強のテーマとして研究することによって占いの技術は飛躍的に上達します。表面的な付き合いしかしていない人達や、面識のない人達、芸能人や有名人を何百人と占っても研究にはなりません。筆者も、大学を卒業後就職した創業間もない某コンピュータ会社で、15年間にわたって500人の同僚や部下や上司を観察し、理論と照らしあわせながら研究してきた経験があるからこそ、プロ向けの運命学のソフトウエアを開発することができるのです。つまり、15年間の人間観察の経験は何よりも貴重なノウハウとなっているのです。

 

 従って他社のように市販されている本を参照しながら実際には占いの鑑定ができないプログラマーが開発したようなものとは内容の深さが全く異なります。これについては、後程「秘伝の公開」という章で実例を挙げて少し説明したいと思います。最後に何のために運命学を学習するのか?ということですが、大きく3ツあると思います。

 

@処世術

1ツ目は自分の人生をよりよく生きるための処世術として学ぶということです。実際に自分自身に応用すれば実益につながります。例えば、副業も可能ですし、人生相談などのコンサルテイングも可能になります。筆者もしばらくの間、サラリーマンをやりながら電話鑑定のサイドビジネスをやっていた経験があります。また会社で人事を担当する方や管理職の方は身につければ強力な組織活性化のための武器になるはずです。

 

A頭の体操


2ツ目は大変哲学的、理論的な学問ですから頭脳を100%使わざるを得ないということです。いわゆる頭の体操になります。特に五行の相剋、相生、十干、十二支を体に染み付けるまでは知恵熱がでそうになるものです。中高年の方で仕事に刺激がない方には特にお勧めします。


B 趣味となりうる学問

3ツ目は生涯楽しめる趣味となりうる学問で、しかも実占を継続していけば自分が経験してきた得意な分野で本が書けるようになるということです。占い師が書いた本も沢山ありますが、有名人などが中心のものがほとんどで、生きたビジネスマンを対象にした実例集などは未だ1冊も出版されていません。そういった意味では未開拓の分野が運命学には沢山ありますので定年退職後の執筆活動なども面白いかもしれません。