O教幹部J(女性に人気の男性幹部) S37/12/17
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己 |
壬 |
壬 |
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丑 |
子 |
寅 |
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衰 |
帝旺 |
病 |
【自分を表す星は生日天干である「己」です。】
なんといっても、己壬という財のなかでは、最悪の品質の財星です。
つまり、求めるものは知性であり、勝負的な財ですが、己の感情がそれをダメにしてしまいます。
結果的に、考え違いなどをしやすくなります。
・ 基本
優しい田園の土が、寒水が旺ずる厳寒の子月に生れています。つまり己土は生気が絶して身弱となっています。
壬水(大河の水)が強すぎれば氾濫して、田園の一番良い表面の土を洗い流しますので、これ以上に水が来る事を嫌います。
季節は厳寒の候ですから、己土の生気は萎縮して精神は病んでいます。
故に調候(気候を整える)である丙火の太陽があって照暖しなければ生気を発する事が出来ないのであります。
丙火は寒気を除き、しかも我が身を生扶する一石二鳥の役割をする大事な用神となります。
・我が身の強さ
本命は子月に生れて、強い水(財星)を三つ見て氾濫しています。我が身を生扶する星は日支に丑土があるだけです。
我が身である「己」は日支に丑をみて根(天地が同気で強い)があるも、命造全体として見れば「かなりの身弱の命」となります。
・大運
運勢の流れとしては、本命が冬月に生れていますので、暖かい春から夏へと入って行けば心身ともに健康を得て活動が出来ます。
大運17歳〜36歳までは乙−卯の運中で春に向うので調候(気候)は良いとしても、身弱の自分に強い木の正官と偏官が廻って来ます。
正官、偏官は仕事、職位、人気、信用の星でありますので、組織に於いては職位や信用は得れる星です。
我が身が身弱(エネルギーが弱い)ゆえに本当の体力と精神の強さがありません。
官星が来てますので職位の向上はありますが、自分の能力以上に仕事量があり精神の休む暇がありません。
つまり、その実態は虚像の官星であります。
平成七年は「乙−亥」の年回りで、忌神である水が旺じて氾濫の象となります。
我が身である己土田園の土は水に荒らされ蓮根畑(泥土)となります。
また我の敵星である、乙(偏官星)も旺じて強まりって我が身を攻めます。
故に、我が身の気勢は増々衰弱して大凶運となります。(不要な星が来れば悪い)
我が身が衰弱して精神的に何かにすがりたくなります。「溺れる人ワラにもすがる」と言いますから、そこにO教があったのです。
運勢が悪いのでO教に入信して重大な過ちを犯してしまったのです。
大運が37歳からは「丙−辰」、「丁−巳」、「戊−午」と待ち望んだ運勢が30年間も巡ってまいります。身弱の我が身が転じて身強となり素晴らしい人生が開けます。命中にある正財を活用できて金銭を生じ堅実な進展が出来るでしょう。
・性情
人柄は真面目で粘り強い精神があり、人から物事を依頼されても断れず、我が身を犠牲にしても人助けをする良い面があります。(悪い人でも助ける)
智恵が豊富で新しい物を研究開発する能力があります。
又は智恵を商売に活用すれば一代にしてそこそこの資産家になります。
自分の趣味には惜しみなく金銭を流用しますが、基本的には金銭の無駄遣いをしない几帳面な節約タイプですので、他人のためには金は使いません。
・愛情
かゆい所に手が届くような優しさがあります。
真面目で節度ある堅実な恋愛を求めますが、再婚の可能性を秘めています。
女性運は賢くて芯の強い女性に縁がありますので、妻が権力を持つ家庭になります
身近に女性が集まりますので本人の浮気も考えられます。
・仕事
我が身が強ければ性格的に真面目で智恵があり組織に従いますので大企業の開発プロジェクトや官庁勤務、役所等、又は金銭に拘りを持つので商売にも向いています。