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乙 |
庚 |
庚 |
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亥 |
辰 |
寅 |
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長生 |
衰 |
建禄 |
【自分を表す星は生日天干の「乙」です。】
なんといっても、乙のかわいい性質には、見た目は、見えないことが特徴です。
身旺とはいえ、やはり乙ですから、本当は、かわいい性質の女性なのかもしれません。
行動は、亥ですから、思いこんだら信念を変えない面はあるようです。
しかし、官星が2つ並ぶと、目上から説得されたり、男性から口説かれたりしやすいものです。
実際のところは、どうなのでしょうか。
芸能人というのは、実際のところがわからないので・・・・
・基本
優しい草花の乙木が、陽気が盛んな晩春の辰月に生れています。 すなわち、先に癸水(雨露の水)で以って根株を滋潤して、後に丙火(太陽)を取用します。
辰月は辰中に同気の乙木が蔵されているので根(天干と地支が同気)があると見ます。
乙木(草花)は基本的に丙火の太陽と、雨露の水である癸水が命中にあれば、無理が無く自然に発展します。すなわち「丙火の傷官」と「癸水の偏印」が共存し発展するのです。
我が身が旺じて強ければ丙火(傷官)を用いて木火通明となし財星を生ずるを基本とします。又強すぎれば辛金の官星を用いることも可能となります。
・命式
本命は月令に辰があり、年支には寅があり、日支には亥があります。我が身の乙木は辰、寅、亥の全てに根があります。故に我が身の乙木はかなりの身強の命となります。
地支の亥と辰に水があって潤澤しています、惜しいのは丙火の太陽がありません、
乙木は晩春でも太陽を必要とします。
一例としては太陽が無ければ果実は青白く赤くなりません、花は咲いても本当の色がでません(人生も同じです)。
命造がかなり身強なので天干に二つある正官星を自分の気勢で以って用いる事が出来ます。正官星は(人気、信用、地位、男性)を意味します。
天干にある正官は地支に根が無いので、二つあっても其の勢いは一つで強いと判断します(多くあるのを嫌う)。
・喜神と忌神
身強の命ですから丙火の傷官を用いるのが上格として良いですが、丙火がありませんので辛金の正官を用神(喜神)とします。
辛金の正官を用神(喜神)としますので丙火の傷官を忌神とします。
・大運
大運を見れば51歳までは七冲の障害が無く、正官星が天干にあるので早くから人気と信頼を勝ち得て必ず発展はします。
惜しいのは大運が春から冬の運へ向って身強の我が身が増々旺じて強まる事です。
身強の人がさらに身強運へ入れば凶運で、性格に協調性が欠けて自己中心的となりますので仲間から孤立化する可能性が出てきます。
大運の33歳〜42歳までは仕事上のトラブルと男性(夫)との関係を傷付けたり薄くしたりする傷官が廻ってきます。
命中に正官星を持っている人が、傷官星が廻って来るのを一番嫌います。
この星が来れば夫婦間にトラブルが発生しやすく最悪は離婚となります。
仕事に於いても信用を無くしたり、上役との関係が崩れたりしますので、言葉使いや人に接する態度は誤解を招かないように心がける事です。
傷官は破壊の星で、象あるものを傷つけたり潰したりします。
身体に於いても同じ事がいえます、体にメスが入ったり怪我するのも傷官星の運中が多いのです。
性情
・我が身日元の乙に「庚」が干合していますので精神が混濁気味ですが、底力があって独立心と向上心があります。
人柄は人情味があって涙もろく、やんちゃで無法者的な一面もありますが、本心は保守的で石橋を叩いて渡る繊細さがあり、真面目で曲った事が嫌いで常識を大事にする頑張り屋さんです、但し大運で旺じたら傲慢になります。
金銭面に関しては、財星が辰の中にあるので他人への振舞いは少なく、見掛けによらず吝嗇な一面があります。本来は家計簿をつけて金銭管理をするタイプです。
・愛情
本人は至って真面目で現実主義ですが男性運は余り良いとは言えません。
基本的には再婚の命です。
自分の命造に夫(男性)の星が天干に二つ並んであるからです。
夫が二人居れば色情の問題が発生したり、三角関係が起きたり、夫意外の男友達との縁も深く、離婚再婚と反復する事になり易い命なのです。
・仕事
金銭感覚に優れていて、真面目で礼儀正しく信用がありますので、芸能界は勿論ですが、大きい企業の販売に携わる営業、官庁関係で名誉が取れる職場が最適です。