能力診断は、通変星で行います。
比肩・劫財・・人指向型
食神・傷官・・心の開放型
偏財・正財・・納得・支配型
偏官・正官・・管理型
偏印・正印・・好奇心型
というように、5分類して、覚えるほうが、実用的です。
人との競争、競合他社との開発競争に夢中になり、口論もしますが根を持ちません。競争に勝ち残るパワーと気力を活用していくと才能が開花します。結果的に見れば独立独歩の人生で必ず上司や権力者と騒動を経験することがあります。スポーツの分野では、張本勲(3000安打)、星野仙一(燃える男)、落合博満(打者)、柔道の田村亮子(最低でも金メダル最高でも金メダル)。ビジネス分野では世界中に人脈を形成した、盛田ソニー元会長があげられます。
また、自己資本で現場から起業した経営者よりも、銀行や投資家から資本を投入してもらって起業するタイプ。当初から社員を大勢雇い、見栄っ張りの経営者が多いのも特徴です。
オープンな心で物事に取り組む才能です。自分の才能を生かして社会に名を残したいという欲望は人よりも強いものがあります。その結果、興味をもった分野の技術やノウハウの習得は凄まじく早いものがあります。
スポーツの分野では、イチロー(打撃のプロ)、佐々木主浩(リリーフ投手)新庄剛志(天才肌の野手)、堀内恒夫(200勝投手)。ビジネス分野では、水道のように安くて品質の良い電器製品を日本中に普及させることが目標(つまり社会に役に立ちたいという才能)だった松下幸之助があげられます。
また当社の調査によると、メーカーの開発部に勤務している技術屋と呼ばれる人達が、このタイプに多いのも特徴です。
自分が納得いかないことは絶対に行動しない才能です。上司の権限で無理にやらせても表面だけやっているように振舞うだけで、頭の中は全然違うことを考えています。相手の心理を読み取りそれに相応しい商品やサービスを提供できるマーケット主体のビジネス能力は人よりも1ランク上です。悪く言えば、ズルクやれる才能があります。
スポーツの分野では、野球より経済の江川卓(ベンチに初めて日経を持ちこんだ人)、巧みな投球術の桑田真澄。ビジネス分野ではWindowsという魅力的なOSを提供して富豪になったビルゲイツ、ITの先駆者である孫正義があげられます。
また当社の調査によると、メーカーの開発部に勤務しているプロジェクトリーダーと呼ばれる人達が、このタイプに多いのも特徴です。
組織をうまく率いていくリーダーの才能です。組織の管理ができるということは、上司から見て管理され上手の才能があるということにもなります。つまり管理され上手は管理するのも上手ということになります。いづれにしても、組織というものがあって初めて才能が生きるタイプですから、1匹狼での独立や孤軍奮闘では能力が生かしきれません。
スポーツの分野では野村克也、松井秀喜、田淵幸一などの捕手やチームリーダー、監督といった職種が多い特徴があります。
また当社の調査によると、公務員、サラリーマンや3代目社長が多く、一人で万難を排してのし上がってきた創業者はほとんど見当たりません。創業する場合も、万難を排してというよりも、目上や色々な組織から支援を受けて無理なく会社を設立します。
何事も好奇心旺盛でピンとくるものがあれば、それが会社の方針にマッチしたものであろうとなかろうと、また実利を生むかどうか関係無くやってしまうタイプです。すなわち、上司や幹部から見れば、おっちょこちょいと判断されますがあまり上司や目上からは憎まれない才能です。実力1本というよりも人気先行であとから実績が付いてくるタイプです。
スポーツの分野では長島茂雄、原辰徳、松坂大輔など人気キャラクタがあげられます。ビジネスの分野では、特許関係、法律関係といった分野が多いようです。
また当社の調査によると、競争社会で実利を求めて商品を開発したり売ったりしていくという商売よりも、好奇心やユニークなアイデア力という才能を生かせる学者や芸能関係に多いタイプです。