能力診断は、通変星で行います。
比肩・劫財・・人指向型
食神・傷官・・心の開放型
偏財・正財・・納得・支配型
偏官・正官・・管理型
偏印・正印・・好奇心型
というように、5分類して、覚えるほうが、実用的です。
1人で構想やプランを練って戦略的に細かい仕事を進めていくといったことは苦手です。そういったことよりも、人と会ったり、交渉したりしながら人の輪つまり人脈を広げて行く能力が基本なのです。何事もコレと思ったことは会社の方針や上司の指示など関係無く熱心にやるので、仲良しグループや派閥などを超越して社外にも人脈を形成していく能力があります。特に営業などの実績が数値で表される分野では他人に負けることが悔しくてなりません。同様に、競争社会で競合他社に負けるのが大変悔しく思うタイプです。ですから、そういった競争心や人脈形成能力を生かした職種が適性です。
社会・国家に対し何か役に立ちたいという奉仕の心があります。そのために自分の持っている感性、才能、能力を使いたいという才能なのです。人とは一風変わった感性で、普通は気づかないことを鋭敏に感じ取るセンスがあります。すなわち、徹底したこだわりの職人、未来技術を担うエンジニア、宗教家、社会革命家といった職種が適性です。何を見ても聞いても人とは違った観察眼・意見を持ちますので、人との摩擦やトラブルは発生しやすいでしょう。
人が何を求めているのかを読み取る天性の能力があります。つまり人がどういったことに満足し、喜び、何をしてもらいたいのか?を察知する能力です。それが社会人として訓練されるうちに、マーケット分析能力に発展していくでしょう。すなわち、事業家、営業企画、開発のリーダーといった職種が適性です。TVのニュースを見てもその背景や隠された本当の内容は何なのか?を常に研究するような生活を続けていけば事業家としての才能が開花するでしょう。
秩序がないところに秩序を作りそのルールを守らせる組織管理能力があります。会社では上司の補佐役、秘書、中間管理職といった職種が適性です。つまり一匹狼で仕事をするのではなく、組織の一員として活躍できるような職業が良いのです。もっと言えば、良い先輩や良い経営者が多くいる会社では、どんどん成長するタイプです。逆に悪い上司や経営者であっても謀反を起こすことはできず、会社が傾くまで我慢し続けるタイプです。退職金を上乗せしても、早期退職を嫌がるタイプです。
型にはめられた窮屈な会社や、組織、就業規則がうるさい社則がある会社の中では才能が発揮されにくいタイプです。自由奔放な枠のない環境におかれると独特のノーベル賞級の発明や企画をすることもあります。しかし、その発案は実利に結ぶつくかと言えば、そこのつめは甘いタイプです。何でもどんどんと挑戦させてくれるような会社、そして実績を数値だけで決めないような会社であれば職種は何でも良いでしょう。できればチームの一員として働ける環境が良いでしょう。