能力診断は、通変星で行います。
比肩・劫財・・人指向四柱推命への道 野球でいうとそのポジションは?
食神・傷官・・心の開放型
偏財・正財・・納得・支配型
偏官・正官・・管理型
偏印・正印・・好奇心型
というように、5分類して、覚えるほうが、実用的です。
ここでは、能力別のリストラの仕方を、説明をしてみましょう。
同僚と仕事に夢中になってしまうと、全てを忘れて熱中するタイプです。競合他社と激烈に戦っている時なども、夢中で全てを忘れます。夢中になれるということは才能なので良いことです。
しかし、熱中してしまうと、自分をコントロールすることができないので、時に会社に大変な損害を出すこともあります。こんな場合は、注意をしても効果がありませんし、ここまで追いこんだ上司に責任があります。
逆に言えば、本人が夢中になれる仕事があれば、それをそのままもって退職し独立することに迷いはないのですから、会社側にとっても最もリストラしやすいタイプと言えます。
但し、退職金は少しばかり上のせすることを忘れないで下さい。独立するやいなや、事務所を開きたいタイプですので。
細かいことに気が回り、人が気がつかないことに鋭敏に気がつく能力があります。従って、組織の中ではどちらかというと、その鋭敏さの能力のゆえに煙たがられる存在になりがちです。
かといって、自分の才能を生かして独立して会社を設立し、事業家になろうとするタイプではありません。従って単にリストラの数合わせのためだけに、この人をリストラしようとするなら、会社のそういった不正なリストラのやり方などをインターネットで公開したり、あるいは裁判にしたりという経営陣が驚くような行動を平気でやります。
ですから、この人の才能を認めてあげ、優れた外注先・職人として仕事を定期的に発注するという前提で、リストラするといった工夫が必要になります。
このタイプは計画的に行動するので、頭の中では常に先を考えています。会社がリストラを実行しようとする1年前から不穏な動きを既にキャッチしている可能性が大です。
そのため、会社の仕事に熱中する振りをしながら、実は転職や独立の準備を密かに進めている場合が多いのです。そういった用意周到な戦略性は、このタイプの得意とするところです。
経営陣はこれを逆に使えば良いのです。つまり、リストラがあるらしいといった噂を社内に流すのです。そうすれば、着々と会社を退社する準備を進めます。
準備している間は、有給休暇をフルに使い、会社の仕事も独立・転職の準備として行いますが、それは見ない振りをすることです。そして準備ができた頃、リストラしてあげれば良いのです。
このタイプは、言われたこと指示されたことは比較的そのまま従順に守る方です。つまり目上や上司からの指示には服従する能力があります。
ですからこんなにも、会社の指示通りに、あるいは経営陣のために頑張ってきたのになぜ自分がリストラされないといけないんだ!と大変ショックを受けます。
こういったタイプはリストラから逃れようと、あらゆる手段を使って組織に残りたがりますし、そういった根回しも得意です。実際理不尽なリストラをされても残る社員の40%はこのタイプです。
経営陣は、このタイプをリストラするなら、事前に転職先や、出向先を用意してあげることです。組織に残っても良くありませんし、経営陣に恨みの遺書でも残して自殺でもされたら大変です。
このタイプは、何にでも関心をもってしまい、幻想的というか頭の中では空想をするのが好きな能力です。それがうまくいけば、奇抜なアイデアとなって新製品を生み出すこともあるのですが、実利になるかどうかという計算がいつもどっか抜けています。
すなわち、綿密な計画と利益計算をしてから、一人で独立して会社を立ち上げるといったタイプではありません。しかし資本金の援助、そして財務面での人材援助、販路の援助といったサポートがあれば、自分の好きなことに熱中したくてたまりません。
もともと、熱中してしまうと、大変なパワーを発揮するタイプですので、この人が熱中できる分野で独立の支援などをしてあげると喜んで退職していくことでしょう。