能力診断は、通変星で行います。
比肩・劫財・・人指向四柱推命への道 野球でいうとそのポジションは?
食神・傷官・・心の開放型
偏財・正財・・納得・支配型
偏官・正官・・管理型
偏印・正印・・好奇心型
というように、5分類して、覚えるほうが、実用的です。
ここでは、能力別の指示の出し方を、説明をしてみましょう。
一人で一匹狼的な立場で仕事をさせてはいけません。またマーケット調査など大衆の潜在ニーズを予想するような仕事もいけません。
管理されたチームの中で同僚と競争させたり、口論したり、仲間を作ったりと、とにかく人と接触することでこのタイプの人脈形成の能力、競争能力・独立心は伸びていきます。
実力をつけていくに従って、社内の隅々まで人脈を形成し、さらには社外にも人脈を形成し、業界の顔になるような人物になることもあります。特に、営業実績でトップになった場合には、豪華プレゼントを出すことなども競争心を刺激する意味では良いことです。
しかし、実績を上げるためには手段を選ばない場合があるので要注意です。
自分なりの意見・見方・感覚や方針があるので、それに合わせた仕事内容にしてあげること。
但し、一度その方針を決定したら頻繁に変更するのではなく、最後までその方針を貫きとおす姿勢で仕事をさせましょう。それがこの人の能力の訓練になります。
人とは違った意見や物事の見方が得意なので、あまり社則や仕事の仕方を画一的なルールで縛らない方が良でしょう。この人に、細かい仕事の仕方を指図するのは良くありません。
イチローの振り子打法を育てるような懐の大きい姿勢が上司には必要です。鋭敏な能力が災いして毒舌になる場合も多いのですが、そういった場合は、上司がこの人を孤立させないようにうまく取り計らうことが必要です。
この人のセンスを上司がうまく伸ばせば、思いがけない発展をします。
自分なりのマーケット価値観があります。つまり、人は何をすれば喜ぶのか?どんな商品やサービスを潜在的に欲しているのか?といったことをいつも頭で考えています。
会社が休みで家族で旅行に行っても、またドライブや遊園地に行っても、頭の中はそういった市場の調査です。ですから、この人の意見は、それなりの積み重ねた努力や苦労や体験からきた生きた意見なのです。
それを、上司が細かく、根拠をもっと具体的に示せとか、もっと数値で説明せよとかうるさくいうと、この人は無能な上司と判断し組織を飛び出していきます。
肩書きには屈服しないタイプですので、この人の上司は権力で従わせるのではなく、愛情で主管しましょう。
上司や先輩の指導が良ければ、うまく管理されながら先輩達のノウハウを素早く習得していくことでしょう。またこれまで培ってきた会社のノウハウでこなせる仕事があるのであれば、それを無難にこなせる能力があります。
そして先輩や上司から見て管理しやすいタイプというのは、逆に管理することも上手ですから、次の段階で自分がリーダーとなって部下を指導したり管理する環境を作ってあげましょう。
つまり組織人として訓練される命令の仕方がポイントです。そうすれば良き管理職となっていくことでしょう。
しかしこのタイプに奇想天外な発想やユニークなアイデア、また緻密な戦略性といったものはもともと得意ではありませんので、そういった仕事を無理に与えてはいけません。
大変ユニークなアイデアと発想をするタイプです。色々と関心のあるものが次々に移り変わっていって何事も散漫となりやすいのですが、少しは大目にみてあげましょう。
最初からその散漫さを叱り、利益率がどうとか、原価がどうのか、開発コストがかかりすぎるとか、現実的でないとかということばかりを指示していると、才能がしぼんでしまいます。
そんなことは上司が胸にしまっておくのです。何か夢中になれるテーマを選んであげてそれを最後まで責任をもってやらせましょう。やがてその中から、ビックビジネスが生まれます。
とにかく、新しいビジネスのキッカケを見つけることが得意なタイプです。目の前の利益になれば良いといった命令はいけません。