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四柱推命への道 タブーとは?

 

いくら相手が、部下であっても、上司がその人の心をズタズタにして良いわけはありません。
相手が本当に伸びるためには、ある一定のタブーというのも必要でしょう。

 

・甲 プライド型


 昔ながらの仁義を大事にする人ですから、仁義やルールを無視するような誘いは、例えどんなにおいしい話であっても乗ってこないものです。むしろ、そういった話をすると、怒りの感情を誘発するだけです。組織の中での協調性・支配欲が強いので、自分の意見に反対する人には、理由もなく腹が立つタイプです。従って、頭ごなしに、指示したり命令することはタブーです。 権威主義者で 自分を慕う人だけかわいがりますので、この人が気に入っている上司や部下を非難することもタブーです。

 

・乙 慎重型


 何よりも他人との協調性や組織の和を重要視するタイプですから、組織の和を乱すような発言はこの人の前ではタブーです。また、周囲の目を気にしているので、周りから注目されたり、妬まれたりするような行為もタブーです。一見して、人当たりは良いのですが、その背景には、トラブルとゴタゴタを嫌う精神性があります。総じて、心配症なので心配をかけさすようなことは言うべきではありません。

 

・丙  華美型


 情熱と迫力があり世間体は気にする方です。社交的な振る舞いが得意で、華やかな場所が好きですから、日の当たらない、縁の下の力持ちといった仕事をさせるのはタブーです。また、隠し事や戦略などの思考が得意ではないので、丸秘の話や、商談は避けましょう。さらに、組織を戦略的に動かすような相談もしない方が賢明です。持久力は意外となく中途半端になりやすいので、長期の計画を着実に実行しないといけないような仕事も、任せないことです。

 

・丁  丁寧型


 穏やかではありますが、頭脳的には少しだけ急進的で、善悪の分別には厳しいものがあります。ですから、不義なることや、不正、横領、賄賂といったことが関係するような、話をすることはタブーです。また、慎重主義・用意周到ですので、計画性がなく、つじつまがあわないような話も避けた方が賢明です。

 

・戊  要領型


 山師的雰囲気があり、社交術がありますので、裏付けのない話や、商談、特徴がない商品やビジネスには関心を示しませんので、注意が必要です。一途な信念と行動力があり、味方にすれば頼もしい人ですが、逆に敵にすれば怖い人です。この人の信念に反することや、理念を逆なでするような話はタブーです。

 

・己  愛情・感情型


 いつも楽しく笑っていたいタイプです。ですから、情緒を無視し、単に会社の利益のためだけに、理不尽な仕事をやらせたり、顧客の利益にはならないと分かっている商品を販売させたりということはタブーです。何よりも、人との触れあい、温かさを大事にする人ですから、そういった人間的な面を無視した冷酷で、実務的過ぎる話はタブーです。

 

・庚  暴走・感覚型


 ピンと来てしまったら、飛びつくのが早く、周囲の意見は関係なくやってしまいたいタイプです。ですから、この人が気に入っている内容を途中で妥協するようアドバイスを提言するのは、その内容の是非に関わらずしない方が良いのです。反抗精神と反発心を誘発するだけです。黙って、この人の意見を聞く側に回るのが賢明です。上手に、誉めてあげれば、木に登る方です。

 

・辛  繊細型


 繊細で優雅で感受性が豊かで意外と気が小さい方です。ですから、この人の弱い部分を非難したり、欠点を責めたりすることはタブーです。生涯、恨まれることになります。また、意外と頑固者ですから、この人がこだわっている部分に関しては、例え、それが誤った内容であったとしても頭から否定しないことです。遠くから、冷静に見ているだけにとどめるか、それとなく遠まわしにアドバイスする程度にしましょう。

 

・壬  戦略思考型


 度量が大きい冒険家です。過去を簡単に捨て去る勇気があり、ダメと思ったら、即刻切って捨てます。ですから、この人に理屈の通らない内容を情的に、グチグチと訴えたりすることはタブーです。また、筋が通っていない、思いつきの話や商談も良くありません。十二分に計画の練られた、しかも戦略性のある話をするのが賢明です。

 

・癸  頑固型


 正直で勤勉なタイプですから、仕事を怠け、楽をしようとするような話はタブーです。また、コツコツ・マイペース型ですので、飛躍しすぎたり、夢想的な話もタブーです。もし計画性がなく、夢だけがあるような話をしても、沈着冷静に判断され、その話の矛盾点を鋭く指摘されるだけです。どこまでも、筋道が通っていて、知的に納得できるものでないと、このタイプは拒否反応を示します。