この男性、10年前には、首都圏で中古車販売業を営んでいました。
顧客の要望にピタリと合う品質の車を、適性な価格で販売することが得意でしたので、
信頼の和も広まり、売り上げは伸びていくいっぽうでした。
また、オフイスビルを持つなど、調子良く事業家として発展していったのです。
ところが、ある時期から売り上げが伸びなくなり、焦っていた時期がありました。
そんなときに、「先物取引で儲けないか?」という甘い誘いがあり、
その誘いに乗ってしまったのです。
気がつくと、数千万円の負債を抱えていました。
会社は、倒産し、ビルは競売にかけられ、一文無しになってしまいました。
さらに、3年前には、住居にも、困るようなことになり、
妻の実家(東南アジアの某国)に居候する身となったのです。
そこは、電気と水道は、かろうじて使えるものの、本当に貧しい貧民街でした。
そこで半年間暮らすうちに、何か今の自分にでも、できることはないかと町中を
さまよっているうちに、外国人向けの英語の語学学校が、
生徒が少なくて困っていることを聞きつけたのです。
そこで、その男性は、パソコンを買い、インターネットのHPを作成しで、
日本人向けに英語学校の募集を開始したのです。
初めて触れるパソコン、初めて触れるキーボードは、50才近いその男性にとっては、
苦痛だったようですが、なんとか、HPを作成し、日本人向けに、
英語学校の募集を開始したのです。
すると、欧米と比較すると、格安で語学の習得ができるということで、毎月、
数名の参加があったのです。
その男性の持ち前の、能力が発揮されたのは、その時からです。
語学の習得をするような人は、何らかの目的や野望を抱いていることが多く、
一緒にその野望達成の手伝いをすることになったわけです。
つまり、英語学校に来た生徒と、生徒としてではなく、ビジネスパートナーとして、つきあい、
貿易会社、観光会社などを設立し、今では従業員を20人くらい採用する会社にまで
発展しています。
さて、この男性が、失敗した原因を、3つの占い
『ホロスコープ』、『四柱推命』、『紫薇斗数推命』を使って解析してみましょう。
そして、この男性と一緒にビジネスをスタートして良いのか?やめた方が良いのか?
を最後に結論を出してみましょう。
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