☆子供の生年月日をソフトに入れて診断する人が多いのですが、幼少の子供を鑑定するのは実際には意味がありません。
運命学では、幼少の子供は親の運気の影響下にあると定義されています。
父親が仕事のストレスでイライラしている場合、その父親への不満をもっている母親が子供の面倒をみている場合
子供が良くなるわけはありません。
つまり、幼少子供の運を見るのは、意味がなく、親の運気がよくなれば、自動的に子供の運気が良くなるという考え方です。
結果的に、幼少の子供の生年月日を入力する意味がありません。
当社のユーザーには、小学校の教諭が多くいますが、子供の生年月日を入れて診断している教諭は1人もいません。
子供の親がどうにもならないので、その対応の仕方を診断するために、ソフトを利用しているという現実を知ってください。
☆大運・年運などの 行運の考え方ですが、行運とは、自分の能力が環境に働きかける作用をいいます。
原書では、それを、体神、用神論という言い方をしています。命式が、用神(ポジテイブ)、行運が体神(パッシブ)として、
作用をしてはじめて、大運・年運の理論が成立します。それで具体的に現代社会にそれを適用すると
1.扶養されている期間は、行運は、影響しない。
幼児は、もちろん、影響しない。幼児は、親の影響下にある。 たとえば、親が子供に食事を与えないと子供は
餓死します。この状態では、命式が、用神(ポジテイブ)として作用しない。子供が親を捨てて、独立して、自分で
食料を調達し、自分で住居を確保するなら、子供は用神(ポジテイブ)として作用する。
2.自分が環境に作用する力が出てくるのは、社会人になって、数年経過してからであり、大運・年運を見るのは、
それくらいからです。それまでは、見ても仕方ないでしょう。社会という環境に自分から作用をしかけるのは、
現代社会では、25歳くらいからでしょう。それまでは、会社組織、上司の管理下などの環境の強い影響下にあるのが
通常です。もし、20歳の青年が、自分で資金を調達し、自分で起業し、自分で社会との接点を開拓していくなら、
20歳の時点で、命式が、用神(ポジテイブ)として作用していますので、大運・年運を見てもかまいません。